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肺炎で義父入院。一人暮らしが難しい義母は施設へ……なんてスムーズに行くわけない!?

4/2(木) 7:11配信

なかまぁる

夫婦そろってアルツハイマー型認知症だと診断されながらも、さまざまな介護サービスを利用しながら、夫婦ふたり暮らしを続けてきた義父母。しかし、義父が肺炎で入院したことをきっかけに、義母も一時的に施設に入所することになりました。

「ひとりで好きなように暮らしますから」と言い張っていた義母を、往診のドクターが説得し、渋々ながらも義母も入所をOKしてくれました。問題は、施設に向かうタイミングです。「一刻も早く入所したい」という家族の希望に応え、ケアマネさんが交渉してくれましたが、当日はさすがに難しく、最速で翌日。15時過ぎに送迎ワゴンが迎えに来てくれるとのことでした。

一晩経ったら、義母がこれまでのやりとりをケロリと忘れているかもしれない。イチから話し合いをしなくてはいけなくなったらどうしよう……。考えれば考えるほど、不安は募るばかりです。

気まずそうに荷物から目をそらす義母

翌朝、義母は何ごともなかったように朝食をとり、息子(わたしの夫)の世話を焼こうとしてうるさがられていました。わたしの動きにはさほど注意を払っていないのをこれ幸いと、入所先に持っていく荷造りを始めました。とりあえず、いま処方されている薬とおくすり手帳、数日分の着替えがあれば大丈夫。「足りないものはあとで届ければいい」とケアマネさんからアドバイスされていましたが、リハビリパンツと尿パッドがかさばり、結構な大荷物です。

「あらあら、どこかにおでかけするの?」
リビングに並べた荷物に気づいた義母が駆け寄ってきて、物珍しそうに眺めています。

「15時に送迎の車が来ますから、その準備です」
わたしがそう答えると、義母は「あら、そう……」と気まずそうな顔をして、目をそらします。おかあさま、そのリアクションは一体……! 義母の真意を確認したいのは山々ですが、ここで“押し問答再び”になるのも避けたい。ためらっていると、義母は急に興味をなくしたようで、リビングを出て行ってしまいました。

昼過ぎにようやくひと通りの準備を終え、台所に行くと、夫がひとりでパソコンに向かっていました。「おかあさんは?」と聞くと、「なんか風呂場でごそごそやってたよ」という答え。お風呂……?

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最終更新:4/2(木) 7:11
なかまぁる

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