くしゃみや鼻づまりなどの症状が出る花粉症の季節を迎えた。札幌市北区の北海道立衛生研究所によると、札幌では2、3月が例年より暖かかった影響で、ハンノキの花粉が3月上旬から多く飛んでいるという。一方、新型コロナウイルスの感染拡大でマスク着用が増えていることを受け、周囲に花粉症を伝える商品が出ている。
簡易マスクを作ってみよう<動画あり>
同研究所では屋上に薬品を塗ったガラスを設置し、付着した花粉の量を毎日記録している。今年のハンノキは3月30日までに1平方センチ当たり計203個が付着。年間の付着した量と比較すると、2016年以降では17年の403個に次ぐ数だ。
ハンノキは例年、3月下旬以降に多く飛ぶ。今年は12日に66個、以降は19日に30個、26日に9個など。同研究所は「ハンノキはピークを越えたが、まだ飛散する可能性はある」とみている。
シラカバの花粉は例年4月下旬に飛び始めるが、今年は早ければ4月中旬の見通し。昨年の飛散量が少なかったことなどから、今年は量が多い見込みという。
花粉症を周知する商品では、中央区のマリヤ手芸店が缶バッジを作り、販売している。1個330円。直径3センチでマスクに着けられる。自らも花粉症の松村光太社長(38)は「電車やバスの中で人目が気になる人に薦めたい」と話している。
同区の文具店「大丸藤井セントラル」ではマスクに「花粉症です」と押すゴム印を販売中。1個396円。担当者は「その日の気分でインクの色を変え、周囲に症状をアピールできる」とPRする。(折田智之、久保田昌子)
最終更新:4/2(木) 11:24
北海道新聞


















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