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厳冬の北欧で育まれたAWD、ボルボ V60クロスカントリーを北海道で試す

4/2(木) 17:32配信

MOTA

2019年はグローバルで70万台越え、日本でも1万8千台を超えたボルボ。日本市場ではXC40/XC60/XC90のSUV三兄弟が安定したセールスとなっているが、それに続くのがV60/V60クロスカントリーのステーションワゴン勢だ。その中でも今回はクロスオーバーSUVのV60クロスカントリーに注目してみたい。

■イマドキの最新ボルボは昔みたいに四角い? それとも丸い?? 画像で見る

クロスオーバーワゴンの元祖が造る最新作をテスト

地域柄積雪が多い北欧・スウェーデン製にも関わらず、かつては2輪駆動にこだわっていたボルボが、AWD(四輪駆動)を初めて採用したのが1996年に発売された850エステートである。

その後1997年にV70へと進化するが、その年にボルボ初のクロスカントリーモデル「V70XC」が登場している。スバルのアウトバックと並び、同ジャンルの草分け的な存在だ。

あれから20年以上が経つが、V70XCの末裔である「V60クロスカントリー」はどのようなAWD性能を持っていたのか? 今回は北海道のリアルワールドを走ってチェックしてみることにした。

スマートなルックスにダマされるな! コイツはガチなヤツだ

改めてV60クロスカントリーをおさらいしておこう。

ベースとなるステーションワゴン「V60」に対して専用フロントグリルやボディ下部のクラッディング処理でクロスオーバーSUVルックに。

見た目がスマートなのでカッコだけの「なんちゃってSUV」に思われがちだが、実は専用サスペンションとタイヤサイズ変更で最低地上高はオフロード走行を余裕でこなすと言われる200mmを超える210mmを確保する。

更にボディの下側を覗くと無駄な突起のないフラットな床面も悪路走破性に大きく寄与している。

ハルデックス・トラクション社と共同開発したAWDシステム

AWDシステムはセンターデフを持たず、アクセル操作、車輪速、ステアリング舵角などのセンサーからの情報を分析し、電子制御多板クラッチを用いたカップリングにより瞬時に後輪に適切なトルク配分を行なうアクティブオンデマンド式。元々同郷のハルデックス・トラクション社とボルボが共同開発したシステムで、改良を重ねて現在は5世代目だ。

加えて、急勾配で自動的に車速を制御するヒルディセントコントロールや専用ドライビングモードも備える。

ちなみにこれらのシステムはボルボのモジュラー設計に組み込まれているため、性能面では兄貴分と一切変わらない。

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最終更新:4/2(木) 17:32
MOTA

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