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米国株式、危機下で光る「質」-アマゾンなど3月プラスリターンの銘柄も

4/3(金) 9:05配信

モーニングスター

 3月はコロナ危機の影響で株価が乱高下する中、米国株式市場では「質」の高い銘柄が比較的良好なパフォーマンスとなった。

 米モーニングスターのアナリストが高い競争優位性を有すると判断した米国上場の銘柄で構成するモーニングスター・ワイド・モート・インデックスは3月のリターンが▲9.90%(配当込み・米ドルベース、以下同様)とマイナスにはなったものの、ダウ工業株30種平均が▲13.62%、S&P500種株価指数が▲12.35%と二ケタのマイナスとなる中で下落を抑制。過去1年間では▲1.72%と小幅なマイナスにとどめている(NYダウは▲13.38%、S&P500は▲6.98%)。

 ワイド・モート・インデックスの組入上位銘柄は、第1位が『マイクロソフト』で組入比率9.62%、第2位が『アマゾン・ドット・コム』で同6.11%、第3位が『フェイスブック』で同3.60%など。株式の中でも質への逃避で優良銘柄が選好されているほか、感染拡大の影響を受けにくいIT関連の比率が高いことも同指数の相対的な高リターンにつながっている。

 中でも第2位の『アマゾン・ドット・コム』は3月の騰落率が3.50%とプラスで、過去1年間で見ても9.49%と高パフォーマンスを維持している。また、組入トップの『マイクロソフト』も3月は▲2.65%とマイナスは免れなかったが、過去1年間では35.37%と高リターンをキープした。

 その他、『ジョンソン&ジョンソン』(組入比率2.75%)や『プロクター&ギャンブル』(同2.20%)もそれぞれ3月の騰落がそれぞれ▲2.49%、▲2.85%と下落は小幅で、コロナ危機で注目度が高まるヘルスケア関連や生活必需品の主力銘柄も健闘が目立つ。

坂本浩明

最終更新:4/4(土) 9:11
モーニングスター

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