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尾﨑治夫東京都医師会会長~現場は闘える道具がないままに闘っている

4/3(金) 17:45配信

ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(4月3日放送)に慶応義塾大学教授の松井孝治が出演。東京都医師会会長、尾﨑治夫を電話ゲストに招き、新型コロナウイルスに関する医療現場の状況について解説した。

緊急事態宣言が出た場合、東京都は外出自粛指示に変更へ

小池都知事)これについては指示という形になります。自粛には変わりはないのですけれども、国と共に自粛するという形になることによって、みなさんの危機意識・ご協力の意識を高めていただければと思います。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により国が緊急事態宣言を出した場合について、東京都の小池都知事は2日、「外出自粛要請から指示という形になる。国と共に外出自粛ということで、ご協力の意識を高めてもらえれば。週末、夜の外出をお控えいただきたく、ぜひ協力を」と呼びかけた。

飯田)新型コロナも含めて、特別措置法では総理が政府として緊急事態宣言を出した後に、外出自粛の要請が都道府県知事の権限でできるということですが、指示をして行動を縛るというのは、法の規定としてはなかったと思うのですが。

松井)強制力はありません。ですから緊急事態になったとしても、フランスなどは罰則で担保していますが、日本の場合はそれができないので、協力待ちという状況には変わりません。

政府に強制力はなく、あくまで国民からの「協力待ち」

飯田)最初に新型インフルエンザ等対策特別措置法がありました。当時、松井さんは政府のなかにいたそうですが、権利をどうするかということで相当揉めたのですか?

松井)日本の政府は官僚主導などと言われていて、私も役人でしたが、政府の力が強いように思われています。でも実は、強制力という意味ではあまり強くないのです。昔、成田空港で闘争があったときに、ピケを張られてなかなか排除できないということがありました。日本社会は空気を読む力が強いのですが、本当に強制力があるかというとそうではなく、指示を出したときに「当然協力していただけますよね、日本人なのだから」という、協力待ちというところがあるのです。

飯田)そのあたりの空気の調整も含めて、都知事はこういう発言をしたのかも知れませんね。

松井)そうだと思います。

飯田)ではその医療現場がどうなっているのか、東京都医師会会長の尾﨑治夫さんにつないで、お話を伺いたいと思います。尾﨑会長、おはようございます。

尾﨑)おはようございます。

飯田)この週末はお天気もよさそうなのですが、この間の連休のようになってしまってはいけないわけですか?

尾﨑)まったくいけないと思います。かなり厳しいです。

飯田)感染者は2日、都内で97人と発表されましたが、医療現場はベッド数も含めて逼迫しているような状況でしょうか?

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最終更新:4/3(金) 17:45
ニッポン放送

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