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駅前活性化の拠点 ゲストハウスで進む交流

4/4(土) 16:35配信

紀伊民報

 和歌山県上富田町朝来のゲストハウス「Rカフェ2」が、地域活性化に一役買っている。宿泊にカフェ、集会所の機能があり、観光客や地元住民の交流の場となっている。朝来駅前活性化を目指す団体「ASSOサミット」の活動拠点でもある。経営者の梅本倫弍さん(64)は「まず駅前をにぎやかにし、周辺地区に波及させたい」と意気込んでいる。

 施設は3階建てで、1階がカフェや集会所、2、3階がゲストハウス。ゲストハウスは2019年、カフェは今年2月にオープンした。

 元は1階が倉庫、2、3階が住居だったのを、梅本さんが改修。いろりのある個室も手作りした。カフェでも布フィルターで抽出するネルドリップコーヒーにこだわり、自家製の薫製やスイーツを提供している。

 カフェは家族連れや高齢者などさまざまな年代の地元客が利用。いろりの個室は商談や女子会などにも活用されている。

 ゲストハウスは熊野古道を歩く国内外の観光客、白浜観光に訪れた若者らが利用している。カフェ閉店後、1階が交流スペースになっている。

 梅本さん自身もメンバーの「ASSOサミット」は、地域づくりや観光、防災に携わる地元有志7人で構成。ゲストハウスを拠点にした体験メニューや観光マップ作りなどを検討している。

 梅本さんは「上富田町は熊野古道、古座街道の入り口でもある。白浜や田辺へのアクセスも良く、観光の拠点になれる」と強調。「ここを立場や世代を超えて集まれる場所にしたい。作品展などでの活用も歓迎。いろんな人がごちゃ混ぜになって、一緒に地域を活性化していければいい」と話している。

■「風」テーマに写真展

 Rカフェ2で、大人の学びや「紀州くちくまの熱中小学校」写真部の作品展「風をみつけた」が開催されている。海岸や公園、高原などで感じた「風」を捉えた13点を展示している。10日まで。無料。

 「写真部員」は職業も年齢もさまざまな24人。毎月1回撮影会をしたり、互いの得意分野の撮影技術を教え合ったりしている。今回は4人が出展している(期間中にもう1人出展予定)。

 作品にはタイトルと撮影場所、「遮るものがなく、海風が気持ちいい場所」などといった写真説明が添えられている。写真部は「ビューッと吹く風だけではなく、春を感じる『新しい風』などいろんな表現がある。お気に入りを見つけ、感想を残してもらえたらうれしい」と来場を呼び掛けている。

 上富田町朝来1343の18。カフェの営業時間は午前9時~午後4時。7日は休み。問い合わせはRカフェ2(0739・20・4865)へ。

紀伊民報

最終更新:4/4(土) 16:35
紀伊民報

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