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どうなるビアガーデン 札幌大通公園、夏以降もイベント続々

4/4(土) 6:05配信

北海道新聞

来場者数100万人超える夏の風物詩

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3日、札幌市中央区の大通公園を主会場として今夏に開催予定だった三つの催しの中止が決まり、「さっぽろ大通ビアガーデン」や秋以降のイベントの開催も不透明さを増している。開催日程が刻々と迫る中、各種イベントの実行委員会メンバーで、決定権を事実上握る札幌市は難しい判断を迫られそうだ。

 「ビアガーデンができるのか気をもんでいる」。毎年出店する大手ビール会社の担当者は焦りを見せる。ビアガーデンは毎年、来場者数が100万人を超える札幌の夏の風物詩だ。

 ビアガーデンは例年7月中旬から8月中旬に開かれる。各ビール会社は開催の判断材料の一つとして、その前に開かれるYOSAKOIソーラン祭り、さっぽろライラックまつりなどの行方を注視していた。

開催の判断「GWがタイムリミット」

 市や札幌観光協会は3日までに開催するかどうかを決めておらず、ビール会社各社は準備を進める意向だが、「タイムリミットはゴールデンウイークごろ」と明かす。5月を過ぎるとポスターの作成や、テントやテーブルのレンタル契約の締結などの準備が本格化し、経費の負担が発生する。

 今回、中止になる3イベントの実行委などは、参加者らの感染リスクが高いと判断。集団感染のリスクが高まる3条件の「人の密集」と「近距離での会話」に当てはまり、YOSAKOIソーラン祭りでは演舞での掛け声、ライラックまつりでは酔客同士の会話などで飛沫(ひまつ)感染の恐れがあった。

 この条件はビアガーデンだけでなく、毎年200万人以上が訪れる「さっぽろオータムフェスト」(9月11日~)や150万人が来場する「ミュンヘン・クリスマス市」(11月下旬~)にも該当する。多くの人が集まる中でアルコール類も販売されるためだ。終息の見通しが立たない中、イベントの時期は次々と迫る。

最終更新:4/4(土) 6:05
北海道新聞

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