エアコンはこまめにスイッチをオフにするよりも、つけっぱなしにするほうがお得だという話を目にする機会が増えています。
筆者はアナログ式の電気メーターが設置されている住宅に住んでいた頃、このうわさを信じて試した結果、電気代が2倍になってしまった経験があります。そのため、うのみにすることはおすすめしません。
ただ、この疑問はスマートメーターがあれば解消します。そこで、今回はスマートメーターのデータを元に、このうわさの真偽について検証します。
家電製品はそれぞれ消費電力が違います。エアコンや電子レンジ、ドライヤーなどは「消費電力」(W)が大きいですが、扇風機や照明器具はそれほどでもありません。
電気代は「消費電力量」(消費電力×使用時間、kWh)を求め、これに「単価」をかけて計算します。消費電力が大きくても使用時間が短ければ、電気代はそれほどかかりません。
例えば、電子レンジを1日中利用し続けることはあまり考えられませんので、消費電力が大きくても電気代はそれほどかかりません。逆に、照明器具は一つひとつの消費電力が小さくても使用時間が長いので、それなりに電気代がかかります。
電力の単価は契約している電力会社や料金プランによって異なります。例えば、東京電力エナジーパートナーの「スタンダードS」というプランでは以下のとおり、月間の消費電力量が増えると単価も上がります。
これに基本料金が加算された金額が毎月の請求額となります(2020年1月28日現在)。
・120kWhまで:19.88円
・121kWhから300kWhまで:26.46円
・301kWh以上:30.57円
消費電力500Wのエアコンを24時間つけっぱなしにすると、1日の消費電力量は500W×24=12kWhなので、仮に単価を一律26円とすれば、電気代は312円となります。これが30日間続くと9360円となります。
最終更新:4/4(土) 10:03
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