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トヨタ「ヤリス」はココがスゴい!燃費と走りの安定感は小型車の常識を変える

4/4(土) 8:00配信

&GP

フルモデルチェンジを機に、車名を「ヴィッツ」から変更した新型車「ヤリス」。公道で試乗したところ、走りの実力は想像をはるかに上回るものだった。

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パワートレーンの完成度やフットワーク、乗り心地など、どれをとっても前身のヤリスから大きく進化。トヨタの本気を感じさせる乗り味だったのだ。

ヤリスはかつての“3リッターカー”を超える省燃費車

新型ヤリスに乗っての一番の驚きは、燃費の良さだ。ハイブリッド仕様の場合、空いた郊外の道であれば、普通に走らせるだけで20km/L台後半の数値を確実にマークする。丁寧に走れば、30km/Lオーバーだって難しくない。とにかく、ガソリンの消費量が少ないのだ。しかも、燃費を意識して走らせた時だけでなく、普通に走らせるだけで目を疑うような燃費をマークするのだから驚きだ。

歴史を少しさかのぼると、20世紀の終わり頃、欧州では“3リッターカー”と呼ばれるクルマが存在した。「3リッターのガソリンで100kmの距離を走れる」という、当時としては夢のようなクルマであり、日本式に表記すれば、33.3km/L以上をマークする超低燃費車を指した。

とはいえ、結論からいえば、3リッターカーは自信を持ってオススメできるクルマではなかった。確かに燃費は素晴らしい。しかし、車体のデザインは居住性よりも空力性能を優先。さらに、重量がかさむ各種装備をはぎとり、徹底的に軽量化するなどした3リッターカーは、快適性は二の次という代物だった。また、軽量化のために高価な素材を多用したため高価となり、おまけに、燃費最優先のパワートレーンは、ドライバビリティに劣るというのが一般的だった。

今回、ヤリスのハイブリッド仕様をドライブしながら、そんな3リッターカーのことを思い出した。ヤリスのハイブリッド仕様は、カタログに記載される“WLTCモード”燃費が35.4~36.0km/L(2WD)と、3リッターカーを超えるほどのデータをたたき出しながら、価格は199万8000円~と、ハイブリッドカーとして見ればなかなかお手頃。しかも、パワートレーンには気難しいところなど一切なく、極低速域から高速域まで、スムーズに走れる。かつての3リッターカーのような乗りにくさとは無縁なのだ。驚くほどハイレベルの燃費データを、一切のデメリットなく実現した点は、ヤリス・ハイブリッド仕様のすごさといえるだろう。

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最終更新:4/4(土) 8:00
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