新型コロナウイルスとの戦いに必要な物品や機材を確保しようと国が努力を続ける中、ニューイングランド・ペイトリオッツの飛行機が120万枚のN95マスクを中国・深センからアメリカへ運んだ。
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『The Wall Street Journal(ザ・ウォールストリート・ジャーナル)』がマスクの輸送に必要だった複雑な外交上の交渉について伝えており、飛行機が中国に着陸する許可を得るためにマサチューセッツ州知事、国務省、ニューヨークの中国総領事館、ペイトリオッツのロバートおよびジョナサン・クラフトらが動いていたという。
ジャーナル紙によれば、マサチューセッツ州のチャーリー・ベイカー知事は先月に中国の製造者の集積分から100万枚以上のマスクを入手する取引を仲介したと考えていたという。しかし、問題は品物をどうやって中国から運ぶかだった。そこに関与してきたのがペイトリオッツだ。ペイトリオッツの球団社長であるジョナサン・クラフトはベイカー知事の長年の友人であり、チームが所有するボーイング767の使用を申し出た。この飛行機はチームがNFLの試合に行くための輸送に使われている旅客機だ。
この人道主義的なミッションは中国でカーゴが飛行機に運び込まれている2時間57分の間、クルーの誰一人として機外に出ないことという条件のもとに達成された。
「あらゆる方向からやってきて乗り越えなければならない手続きやら障害やらは、これまでに見たことのないほどだった。今の世界において、われわれの中で幸運にも違いを生みだすことのできる者には、利用できるあらゆるものを使ってそうしなければならないという大きな責任がある」とペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトは語っている。
ジャーナル紙によれば、クラフトファミリーは物品のコストの約半分にあたる200万ドル(約21億6,000万円)を支払うことに合意しており、ベイカー知事の承認の元、30万枚のマスクはニューヨーク州にも送られる。
「この人道的ミッションに一役買ったことはわれわれファミリーの名誉だ」とクラフトオーナーは『The Boston Globe(ボストン・グローブ)』に述べた。
「非常に需要の多いN95マスクを購入して地元病院へ届けるのを促進するためにペイトリオッツの飛行機を供給したことは、すぐに勇敢な医療関係者を守る助けになるだろう」
最終更新:4/4(土) 0:59
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