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『スカーレット』宝田学を演じた大江晋平の素顔、映像2作目で朝ドラ「運がいい」:インタビュー

4/4(土) 11:16配信

MusicVoice

 3月28日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、川原武志(伊藤健太郎)の親友の一人、宝田学を演じた大江晋平(20)。2018年公開の映画『焼肉ドラゴン』で俳優デビューを飾り、映像作品2作目で“朝ドラ”の出演を射止めた注目株だ。ダンス好きの一面もある彼はどのような人物なのか。【取材・撮影=木村武雄】

人懐っこさ

 人懐っこく明るい性格だが「実は頭が固くて…器用な方ですが飽き性でもあって。その一方で一つの事に凝り固まって考えてしまう性格でもあります」と笑む。そんな考え方を変えてくれたのは『スカーレット』だった。

 遡ること約2年前。『焼肉ドラゴン』の制作会見で井上真央や桜庭ななみは口を揃えて「人懐っこい性格」とその人柄を紹介した。

 大江晋平、20歳。『スカーレット』では、主人公・川原喜美子(戸田恵梨香)の長男・武志(伊藤健太郎)の親友の一人、宝田学を演じた。

 同じ武志の親友、永山大輔を演じた七瀬公とは出身地が一緒だったこともあって、撮影の帰途をよく共にしたという。出演シーンが多い伊藤とは会って3日後に話す機会に恵まれた。「同級生がファンで…と伝えたら困った顔をされて(笑)それはそうですよね。でもそこからいろいろと話せるようになりました」。人懐っこさが浮かぶ。

 そんな伊藤や、戸田の背中に多くを学んだ。

 「シチュエーションや場所など使えるものは全て使って、空間や空気感を自分のものにされていました。とてもパワーがあって、役作りでちゃんと落とし込んでおかなければできないことで、すごく感銘を受けました。戸田さんは前室で大島優子さんと談笑していたのに、スタジオに入った瞬間に“戸田”さんが消えて喜美子の目つきになっていて。僕も皆さんのようになりたいと思いました」

運が良かった、ダンスから俳優の道へ

 映像作品2作目にして“朝ドラ”出演を射止めた大江。もともと芸能界に興味はあった。東方神起が好きな母の影響を受け、小学6年頃からはダンススクールに通うようになり、ヒップホップやジャズ、コンテンポラリなど様々な種類のダンスに励んできた。

 過去にはダンスボーカルグループのオーディションも受けた。ただ、芝居のレッスンを受けていく過程で演じることの魅力に惹かれ、俳優の道を志すことを決めた。2018年に上京し、その年の6月公開の映画『焼肉ドラゴン』で俳優デビューを飾る。

 「僕は本当に運が良いと思います。『焼肉ドラゴン』のオーディションでは、演技審査がたまたまなくて面談でした。もし演技審査が行われていたら落ちていたと思います」

 『焼肉ドラゴン』で大江が演じたのは、舞台の中心となる一家の末っ子で、学校でいじめられて心を閉ざす、難しい役。「それまでお芝居はしたことがなかったので右も左も分かりませんでした。ですので全力でぶつかってみようと。演じるのに必死でした」

 自身に手応えはない。しかし、体当たりに挑んだ演技は好評を得た。一家の長女を演じた真木よう子は「とてもデビュー作とは思えない。芝居の間合いが良いのはダンスをやっていたからかな」と称えた。

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最終更新:4/4(土) 11:16
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