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新型コロナ感染は沖縄県の新人職員 辞令交付式に出席 知事を含む2万5千人は健康観察へ

4/4(土) 5:01配信

沖縄タイムス

 沖縄県は3日、新たに沖縄県職員の20代男性ら2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性職員は新採用で、1日に本庁舎であった県職員の辞令交付式に出席し、玉城デニー知事ら県三役も同席した。勤務は1日だけで、県民と業務での接触は確認されていないという。

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 知事は「強い危機感と緊張感を持ち対応する」と述べ、知事を含む全職員約2万5千人に健康観察(登庁前の検温と体調不良の報告)を14日間させる方針。男性職員と濃厚接触の可能性がある交付式出席者を含む県職員約30人には2日付で自宅待機を指示した。県職員の感染確認は初めて。

 ◆風邪と診断され

 県関係の感染者は12人となった。新たに感染の2人は重症ではなく、感染症指定医療機関に入院する。

 男性職員は中部保健所管内在住。県外在住の家族が3月23~28日に来県し一緒に過ごしたため、県は県内で家族間の感染が起きたとみている。家族は県外に戻った後、4月1日に感染が判明した。県は個人情報などを理由に家族の居住都道府県を非公表としたが、足取りから岡山県の50代男性らとみられる。

 男性職員は3月30日に倦怠(けんたい)感などの症状があり、医療機関を受診。症状が続いた翌日に別の医療機関も受診したが、風邪と診断された。家族の感染が判明した日の翌日(4月2日)から仕事を休み、指定医療機関を受診したという。

 ◆勤務は1日だけ

 男性職員は1日に新採用オリエンテーションや辞令交付式に参加後、公用車で本庁舎と別の勤務先へ移動。交付式でマスクは着用した。県は、男性が立ち寄った本庁舎4階講堂を含む県関係庁舎内の3カ所と公用車を消毒中という。

 3日に感染確認されたもう1人は、東京都在住で那覇市内に滞在する30代男性で、県は県外で感染した「移入例」とみている。3月26日に発熱、4月1日に味覚・聴覚障害があり、病院を受診した。滞在先や濃厚接触者の数などは調査中という。

 県は新たに感染した2人の感染経路は追えている段階とし、県主催イベントの再自粛や学校の臨時休校は検討していないという。

最終更新:4/4(土) 5:01
沖縄タイムス

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