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トランプ大統領、マスク巡り3Mを攻撃-3Mは政権との協力強調

4/3(金) 8:09配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ米大統領は2日、マスクの供給を巡る懸念について3Mを攻撃した。政権は同日、国防生産法(DPA)に基づき新型コロナウイルス感染症対応のための人工呼吸器とマスクの生産加速を命じている。

大統領はホワイトハウスでの記者会見で、3Mに対する措置についての法令に署名したと述べた。それによって連邦緊急事態管理局(FEMA)が同社製のN95マスクを必要なだけ調達できるようになるという。大統領は2日夜、3Mがマスクの扱いについて「大きな代償を払うだろう」とツイートしたが、詳細には触れなかった。

3Mは3日午前、保護マスクの生産を大幅に引き上げており、FEMAからの受注分を優先させることですでに米政権に協力しているとの声明を発表。最新の取り組みは「世界規模のパンデミック危機への対応で当社が行っている作業をより一層拡大する」枠組みを提供するとの見方も示した。

3Mのマイク・ローマン最高経営責任者(CEO)は3日、経済専門局CNBCで、政権と「常に協議している」とし、「われわれが企業としてできること全てをやっていないという論調は全く当たらない」と話した。

同社はまた、近隣諸国の「医療従事者に対する保護マスクの供給を止めるのは、大きな人道的意味合いを伴う」との見解を示した。同社はマスクの月間生産数量を1億枚に引き上げており、うち約3500万枚は米国内で生産されている。

トランプ氏は3Mの問題が何なのか具体的には述べなかったが、ナバロ大統領補佐官は2日の記者会見で、3Mが世界で生産した製品を米国に振り向けているかどうかについて政権は疑念を持っていると述べている。

原題:Trump Attacks 3M Over Mask Production, Drawing Company Pushback(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Jordan Fabian

最終更新:4/4(土) 1:13
Bloomberg

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