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言葉がきつく他人の行動に厳しい娘【前編】[教えて!親野先生]

4/5(日) 10:21配信

ベネッセ 教育情報サイト

教育評論家の親野智可等先生が、保護者からの質問にお答えします。

【質問】
小学1年生の娘のことです。元々言葉がきつく、他の人の行動に厳しい子で心配はしていたのですが、つい先日お友達のお母さんから、うちの子が何人かのお友達を叩いたり、その場にいる他のお友達にも叩くことを強要したりしていること、お友達を支配したいような言動が目に付くこと等を指摘されてしまいました。
娘に聞いてもまったく認めません。私が何かにつけ自業自得と言ったり、悪いことは悪い!と決め付けて言ったりしてきたせいかなと反省しています。
親野先生のお話にはまず受け入れて共感すること、とありますがなかなかできずにいます。今からでもがんばれば子どもは変わってくれるでしょうか?

(りほほ さん)

【親野先生のアドバイス】

りほほさん、拝読いたしました。

うすうす感じていたことであっても、はっきり指摘されるとショックですし、つらいですよね。
でも、物は考えようです。
ぜひ、いい機会としてとらえてください。
というのも、こういうつらいときこそが転機になるからです。
そうすれば、何年かあとには、「あれがいいきっかけだった」と思えるような日が必ずきます。

りほほさんも、もう何をすればいいかわかっていらっしゃるように思います。
りほほさんは、子どもに「それは自業自得でしょ」と言ってきた点を反省していらっしゃいます。
こういう反省はとても大事です。
反省を一歩進めて、「これからは、子どもに対してこういう言い方はもう決してしない」と一大決心をしてください。

もちろん、そう言いたい気持ちはよくわかります。
そして、確かにほとんどの場合は自業自得なのです。
でも、親がそれを言っても何一つ効果はありませんし、そればかりか、まったくの逆効果になることがほとんどなのです。

言われたほうは必ず「冷たいな」と思いますし、「わかってもらえないな」とも思います。

そして、「言っても無駄だ」「言うだけ損だ」という気持ちにもなります。
さらに、「親に受け入れられていないな」「愛されていないな」「私はいなくてもいいのかも」「自分で自分を守らなくては」というように進んでいくのです。
「そこまで?」と思うかもしれませんが、そこまでいくのです。
子ども自身も意識しないところで、だんだんそういう気持ちが芽生えていくのです。

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最終更新:4/5(日) 10:21
ベネッセ 教育情報サイト

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