3月31日閉園の「みさき公園」職員全員がSNSで感謝の言葉「みなさまの笑顔が私たちのやりがいでした」
大阪府岬町の遊園地と動物園を併設する「みさき公園」が3月31日に営業を終了、63年の歴史に幕を閉じた。最終月となった3月は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休園と営業再開を繰り返し、休園のまま閉園することも心配されたが、なんとか最後の2日間は営業を再開。最終日には多くの来園者が訪れ、思い出の場所との別れを惜しんだ。
【映像】公式ツイッターで感謝の気持ちを述べる、みさき公園の職員たち
しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、営業再開に踏み切ったものの、感染拡大防止のため、入園時の検温・手の消毒、屋外施設のみの営業という同園63年の歴史で例をみない対策が取られた。
このほか、ジェットコースターなどのアトラクションは一列あけて乗車することや、乗り物すべてで定期的な消毒作業などを行い、南海電鉄本社からも応援の社員が駆けつけて対応。まさに職員フル回転で無事に営業終了を迎えた。
だが、同園の真貝征志郎園長は、ひとつ心残りなことがあった。それは、来園者への感謝の思いを、しっかりと伝えられたなかったことだった。
営業終了時には、職員が入場口の前で、みさき公園を愛してくれた人たちに向け感謝の気持ちを込めたあいさつを予定していた。
ただ、人が集まって密集するのを避けるため、取材した報道陣のみそのことは周知されていた。しかし、同園の最後を見届けようと、自然と来園者が入場口の前から離れないという想定外の事態が起きた。
職員らが感染予防のためのプラカードを持って最寄り駅への誘導を行ったが、人の数は増えるばかりで抑えることができず、真貝園長は「私ども非常に残念ではございますが、現状を考えますと、みなさんにすみやかにお帰り頂ければと思います。63年間ありがとうございました」と拡声器を手に呼びかける簡単なあいさつとなった。
「本来であれば、きっちりとみんなで前に出て最後のあいさつをしたいと考えておりました。しかし、それをできるような状況ではなかったので、大変申し訳ないんですが、中止とさせていただきました。残念ですが、正しい判断だったかなと考えております」と、閉園後の囲み会見で語っていた真貝園長。しかし、報道陣も帰り、静まり返った園内で、再び職員が集結し「動画で感謝の気持ちを述べよう」ということになった。
最終更新:4/5(日) 16:43
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