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女性の平均寿命と健康寿命の差は12.35歳! 老後に備えて、どう年金を増やす?

4/5(日) 12:11配信

ファイナンシャルフィールド

内閣府の資料によると、平均寿命は延び続けているものの、健康上の問題がなく過ごせる時期である「健康寿命」との差は、男性は8.84年、女性が12.35年です。

これでは長生きをすることで老後資金が足りなくなってしまうだけでなく、平均寿命と健康寿命の差があることで医療費や介護費が必要な期間が長くなり、さらに多くのお金がかかってしまう「長寿リスク」という問題が発生します。

今回は老後の医療費・介護費を含めた長寿リスクに備えるために、老後の収入の柱となる年金を増やす方法についてお伝えしたいと思います。

平均寿命と差がある健康寿命

内閣府の令和元年版高齢社会白書によると、「平均寿命」は男性が80.98歳、女性が87.14歳と延び続けています。

一方、健康上の問題で日常生活が制限されずに行動できる期間である「健康寿命」は男性72.14歳、女性74.79歳。つまり、平均寿命と健康寿命との差は、男性8.84年、女性12.35年になります(いずれも平成28年時点)。

寿命が延びても健康な状態でなければ、医療費や介護費が多くかかってしまい、働いて収入を補うこともできません。

厚生労働省では2019年3月、健康寿命を「2016年から2040年までに健康寿命を3年以上延伸」する目標を掲げ、男性は75.14歳以上、女性は77.79歳以上をめざし、加齢に伴って心身の活力が低下する「フレイル」や認知症の予防対策を進めるとしています。

長寿リスクを軽減するには

国の健康寿命を延ばす対策と並行して、私たちも老後をいかに健康に過ごし、長寿リスクへの不安を解消するか考えていきたいですね。

まずは健康診断を必ず定期的に受けるようにし、体の不調を放置しないなど健康に十分な注意を払いましょう。

女性の場合、男性よりも平均寿命が長いことから、既婚であっても最終的には“おひとりさま”になる可能性が高く、その期間も長くなる傾向にあります。老後の資金計画では、夫婦2人分の年金収入だけでなく、1人になったときの試算をしておくことも必要だと思います。

貯蓄については子どもが小さいうちなどの貯めどきを逃さず、できる限り増やしておき、子育てや介護などで働けない時期も少しでも収入を得る工夫をするなど、できるだけ長く働き続けるという環境を整えられるようにしたいですね。

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最終更新:4/5(日) 12:11
ファイナンシャルフィールド

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