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国のクラスターマップ 県の認識と食い違い 館林の病院も含む? 厚生労働省に経緯確認へ

4/5(日) 6:01配信

上毛新聞

 新型コロナウイルス感染症を巡り、厚生労働省が2日に公表した「全国クラスター(感染者集団)マップ」で、群馬県のクラスター発生場所は2カ所で、「医療機関を介した感染」とされた。公表時点で県内の発生は1カ所とする群馬県は、近く厚労省に対して「公表の経緯を確認したい」としている。

◎3月に大分県でも同様事例

 厚労省が3月31日時点の状況として公表したマップでは、東毛地域の2カ所に発生を表す印が付けられていた。記載の目安として「同一の場で、5人以上の感染者の接触歴などが明らかとなっていること」を挙げている。

 2カ所のうち1カ所は8人の感染が判明した大泉町の診療所を示し、その近くに付いた印は館林市の病院で3人の感染が確認された事例を指すと受け取れる。県内で医療機関に関連した感染確認は、この二つの事例に限られる。

 大泉町での事例で県はクラスターが発生したと判断し、厚労省のクラスター対策班が調査に入った。一方、館林市の事例で県は対策班の派遣を要請しておらず、クラスター発生の認識もないとする。公表前に厚労省から事実関係の確認はなかったという。

 記載した全国の発生場所について、厚労省の対策班は「基準を満たしていると判断した」としている。

 マップを巡っては、厚労省が3月に公表した際、感染者の認定について認識が異なった大分県からの指摘を受け訂正した。

最終更新:4/5(日) 6:01
上毛新聞

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