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みんなの力でSLきれいに 北上展勝地 移設後初の清掃奉仕【岩手】

4/5(日) 10:04配信

岩手日日新聞社

 北上市は、市立公園展勝地桜並木入り口に設置されていたSL(蒸気機関車、1942年製造)を駐車場正面に移設した。東日本鉄道OB会北上支部(戸来勝支部長)は3日、移設後初のSL清掃奉仕作業を行い、今後も市民や観光客らに長く親しまれるよう願いを込めた。

 SL移設は、市が2000年から手掛けている展勝地公園整備事業の一環。「シゴハチ」の愛称で、春の展勝地さくらまつりを中心に親しまれてきたが、SLを覆う屋根が老朽化。21年の展勝地開園100周年に向けて駐車場の正面に移しSL、桜並木ともに見やすくしようと19年度に移設作業を行い、新たな屋根や案内板も含めて完成した。昨年度の事業費は1億1000万円余り。

 同日は同支部SL愛好会のメンバーやJR北上駅の社員38人が参加。SLとラッセル車、緩急車をから拭きで丁寧に磨き上げ、汚れが激しい箇所にスプレーを掛けるなど念入りに作業した。

 戸来支部長は「桜並木や道路から見やすくなり、照明や踏切も立派に付けてもらった。(清掃作業も)みんなの力できれいに仕上げることができた」と感謝。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による展勝地さくらまつり中止については「残念だが、ぜひSLを見てほしい。今後も毎年春と秋の清掃を続けていきたい」と語った。
 市は20年度、移設したSLの周りを植栽し開園100周年に備える。

最終更新:4/5(日) 10:17
岩手日日新聞社

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