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「この1週間が正念場」新型コロナ、“瀬戸際”の沖縄 専門家が対策呼び掛け

4/5(日) 10:26配信

沖縄タイムス

 沖縄県内では1日の確認人数が最多を更新し、感染経路が分からない患者も複数判明した。県立中部病院感染症内科の椎木創一医師は「流行の波を緩やかにするため、この1週間が正念場になる」と話す。

 県が4日に発表した感染者の男女5人は、3月25日~4月1日までに症状が出ている。椎木医師は「5人という数字自体はインパクトが大きいが、1日で増えたわけではなく、1週間ほど前から、じわじわと発症している」と指摘する。

 広がりは少しずつ始まっているが、さらに今後の1週間で増加するか抑えられるかが「県内での流行を示す指標になるだろう」と分析する。

 注目したいのは感染経路が不明な患者数の割合だ。椎木医師によると、どこで感染したか分からない人が増えていくと、症状が軽い人が無意識のままにクラスター(集団感染)を生む可能性があり、感染拡大につながるという。

 県内は大都市と比較し、他県からの移動手段が限られるため、「全国と比べて患者数はかなり少ない」としつつも、「流行は進むことしかない。この1週間で感染を少しでも抑え込み、県民全体で急速な拡大を食い止めたい」と強調する。

 そのために「3密」(密閉、密集、密接)を避けることや、自宅内での休暇、手洗いの徹底など、基本的な対策が今後より一層、大切になると話した。

最終更新:4/5(日) 10:26
沖縄タイムス

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