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「シューマッハーの時代と異なり今のF1にはスターが少ない」と元ボス。ハミルトンとフェルスタッペンのみが“本物”

4/5(日) 8:05配信

オートスポーツweb

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハーが持つ7回のF1世界タイトル獲得記録に並ぶまであと1回というところまできている。しかしかつてベネトンチームのマネージングディレクターを務めたフラビオ・ブリアトーレは、ハミルトンの能力を認めながらも、シューマッハーの現役時代の方がはるかに競争が激しかったと主張した。

2019年F1最終戦アブダビGP:表彰台に上がったルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 現在69歳のブリアトーレはベネトン時代の1991年、ベルギーGPでジョーダンからF1デビューを果たしたシューマッハーを引き抜き、翌レースからベネトンで走らせた。

 ふたりのパートナーシップは大成功を収め、シューマッハーは1994年と1995年にタイトルを獲得した。その翌年にシューマッハーはフェラーリに移籍し、さらに5度の世界タイトルを経歴に加えることとなった。

 ブリアトーレは、シューマッハーの時代ほどハミルトンには強力なライバルがいないと考えている。

「ミハエルは強敵たちと戦ってきた。ミハエルが(F1に)参戦し始めたころの状況は、とても厳しいものだったのだ。それを認識しておく必要がある」とブリアトーレはF1のポッドキャスト『Beyond the Grid』で語った。

「たとえば、ナイジェル・マンセルや(アイルトン・)セナがいた。今は競争相手が少ない。ふたりか3人はいるかもしれないが、(ハミルトンに)プレッシャーをかけられる者は誰もいない」

「もし彼がタクシードライバーのようにクルマの外に手を出して走ったとしても、全勝できるだろうね。それだけ彼は優れたドライバーであり、素晴らしい才能の持ち主であることも確かだ」

 ブリアトーレは、F1の現役ドライバーたちのなかで、真のスターはハミルトンとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだけであると考えている。しかしフェラーリのシャルル・ルクレールもふたりと肩を並べられるようになる可能性はあるとも付け加えた。

「(今の)F1にはふたりのスターしかいない。ハミルトンとフェルスタッペンだ」とブリアトーレは断言した。

「だが、ルクレールは若くて度胸がある。もし私がフェラーリにいたら、2年前に(キミ・)ライコネンを外してルクレールを起用しただろう。なぜならライコネンとでは絶対に勝てないし、何もできないからだ」

「私ならルクレールを入れるというリスクをとっただろう。ルクレールは本当に強い。しかしルクレールはまだはっきりと自分の価値を証明してはいない。私の考えでは、フェルスタッペンの方が素晴らしいドライバーだ。彼のオーバーテイクは見事だ」

 ブリアトーレがベネトンを率いていた1994年、マックスの父ヨスがチームに所属していた。ブリアトーレは、この親子の共通点は名前だけだと言い切った。

「名前は同じでも、ドライバーとしてはまったく違う」とブリアトーレは語った。

「父親の方にこう言いたいよ。『あのころマシンに乗っていたのが君ではなく君の息子だったらよかったのに!』とね」

[オートスポーツweb ]

最終更新:4/5(日) 8:05
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