■FabCafe Globalと一緒に、未来のマスクを考えよう
2020年2月、新型コロナウイルスの影響で店頭からマスクが姿を消し、マスク不足が社会問題となりました。
【写真で見る】FabCafe香港にて、3Dプリンターで制作されたマスク
そうした状況を受け、デジタル工作機械を備えたものづくり拠点〈FabCafe〉と日本で初めて一般用マスクを開発したメーカー〈白鳩〉がコンペティションを開催します。募集するのは「未来を変えるマスク、または代用できるプロダクト」のアイデア。
求められているのは、機能性に優れたものから、思わず装着したくなるようなスタイリッシュなものまで、あらゆるタイプのアイデア。応募時点では、プロトタイプはもちろん、スケッチイラストでもOKです。
賞は審査員賞(4点・賞金1,000USドル)、白鳩賞(1点・賞金3,000USドル)、FabCafe賞(1点)の3種。受賞作品は〈FabCafe Tokyo〉で展示され、「白鳩賞」に選ばれた受賞者は同社とともに試作品制作を行うことができます。
世界各国にネットワークを持つ〈FabCafe〉。その取り組みはコロカルの連載でもお届けしています。同カフェでは、クリエイティブを通じて社会問題や環境問題の解決に取り組んできました。
たとえばFabCafe 香港では、3Dプリンターでコロナウイルス対策用のマスクを制作しました。
3Dプリンターが普及すれば、自宅や工房で3Dプリンター用のデータをダウンロードし、自分でマスクをつくるということも可能になるかもしれません。
中国の武漢に近く、重症急性呼吸器症候群(SARS)の爪痕が残る香港は、現在厳戒態勢に入っています。
そこでFabCafe 香港では革新的なアイデアで問題を解決しようと、地元のデザインコミュニティとアイデアを出し合い、香港市民の日常的な課題に取り組んでいます。
先日開催されたアイディエーションワークショップでは、働く母親と高齢者というふたつのペルソナが直面している問題点を探りました。
参加者は働く母親や高齢者の立場に立って各々の日常生活を想像することにより、創造性を発揮し、有意義な対話を育むことができたそう。現在の状況に不安を抱きながらも、共同作業や他者の文脈に共感することを通じて意義深い成果を得たといいます。今回のコンペティションからも、有意義な対話が生まれるといいですね。
審査員は、香港では“化学のゴッドファーザー”として知られているDr. Kenneth Kwong Si-san/鄺士山博士、タイの〈タイクリエイティブアンドデザインセンター〉グラフィックデザイナー兼宇宙開発ディレクターのPichit Virankabutraさん、Pinkoi共同創設者/CPOの林怡君さん、プロダクトデザイナーの大村卓さんの4名。締め切りは4月9日(木)です。我こそはという方は、ぜひチェックしてみてください。
information
Mask Design Challenge 2020
募集締切:2020年4月9日(木)23:59
結果発表:4月中旬頃
展示期間:5月中
展示会場:FabCafe Tokyo
住所:東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア1F
Web:Mask Design Challenge 2020
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
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最終更新:4/5(日) 22:23
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