(ブルームバーグ): 米ギリアド・サイエンシズは新型コロナウイルス感染症への治療効果が期待されている抗ウイルス治験薬レムデシビルを150万回投与分寄付する。14万人の患者の治療に使える量だという。
ダニエル・オデイ会長兼最高経営責任者(CEO)が4日付の公開書簡で明らかにした。生命を危険にさらす疾患の患者に例外的に未承認薬へのアクセスを認める「コンパッショネート使用(CU)」制度の下での使用や「拡大アクセスプログラム(EAP)」、臨床試験向けに提供し、重症患者の治療に使われる。
ギリアドは10月までに治療コース50万回分余りを満たせるよう供給を増やし、年末までにこれをさらに100万回超に拡大する計画。生産時間も1年から6カ月に短縮されたとオデイ氏は説明した。
世界保健機関(WHO)のパネルは1月、レムデシビルが最も有望な新型コロナ治療薬候補と見なされていると指摘。広範囲の抗ウイルス活性や動物およびヒトを対象に実施された既存の試験データに基づいた評価だとした。
原題:Gilead to Donate Experimental Coronavirus Drug Remdesivir (2)(抜粋)
(c)2020 Bloomberg L.P.
Linus Chua
最終更新:4/5(日) 12:23
Bloomberg













読み込み中…