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開発者とユーザーの垣根をなくすローコード開発

4/6(月) 8:00配信

TechTargetジャパン

 Forrester Researchによると、ローコード開発への投資額は2022年までに212億ドル(約2兆2700億円)に達すると予想され、年率約40%の成長が見込まれる。ローコード開発ツールサプライヤーのOutSystemsで英国・アイルランド担当バイスプレジデントを務めるエデュアルド・クルーズ氏によると、ローコード開発は当初モバイルおよびWebアプリケーション開発に恩恵をもたらすものと見なされていた。だが市場での信頼が高まるにつれ、企業はエンタープライズアプリケーションの生産性向上に役立てるようになった。

 「ほとんどのソフトウェアはローコードを使った方が開発期間を短縮でき、変更やメンテナンスもしやすいことを実証している」と同氏は話す。

 ローコード開発ツールサプライヤーは、主にグラフィックを使ったドラッグ&ドロップ方式でアプリケーションを開発できるとうたっているが、他のITインフラと接続するためにはある程度のコーディングが必要なこともある。これは、純粋にグラフィカルな開発環境を約束するノーコードの概念とはやや異なる。

 それでも開発者は全体的なIT環境について認識しておく必要はあるとクルーズ氏は述べ、「コアシステムを開発しているのであれば、そのアーキテクチャを理解しなければならない。ローコード開発は、アーキテクチャがないという意味でもセキュリティやテストがないという意味でもない」と指摘する。

 それを念頭に置いた上で、ローコード開発ツールを使って安定したアプリケーションを構築できる。例えば住宅金融組合のNationwideはOutSystemsのツールを使ってデジタルバンキングプラットフォームの開発に着手した。「Nationwideが開発しているのは、顧客が対面するアプリケーションであると同時に、バックオフィスで実行されてエンタープライズアプリケーションと連携するプロセスでもある。これは最も推奨されるアプローチだ」とクルーズ氏は言う。

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最終更新:4/6(月) 8:00
TechTargetジャパン

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