県内の一部の小中学校で6日、新年度の始業式が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした一斉休校、春休みを経て約1カ月ぶりの学校再開。県内でも感染確認が相次ぐ中、学校現場では防止対策を徹底して教育活動をスタートした。
「おはようございます」。西川町の西川小(白田慶和校長、176人)では午前7時50分ごろから児童が続々と登校し、通学を見守る地域住民に元気にあいさつ。同校は児童に各家庭での毎朝の検温を呼び掛けており、登校後も検温した。玄関口には消毒液を設置するなどの対策をとった。
始業式は通常より児童の間隔を開けて実施。白田校長は「無事に全員登校してくれて、ありがとう」と呼び掛けた。同校では全校集会を控えるなど、児童の密集の機会を減らしていく。
大石田町の大石田北小(今田均校長、77人)は始業式後、6年生17人の教室では机の間隔を開け、真新しい教科書に名前を書き込み、後藤香奈子教諭が学校生活の注意点を紹介した。「みんなに会えてうれしい。最高学年になり下級生を優しくまとめられるようになりたい」と早坂勇介君(11)。後藤教諭は「子どもたちの不安を取り除けるよう明るく話した。配布物は私が直接手渡した」と感染防止に配慮していた。
東根市の東根一中(高橋哲也校長、482人)では時間短縮のため新任式と始業式を同時に実施。生徒・教員はマスクを着用し椅子の間隔を開けるなどした。生徒会長の3年高橋璃和(りお)さん(14)は「1カ月ぶりに友達と会えて安心した」。高橋校長は「自分たちができることをしっかりやり、健康と命を守ることが大切。突然の休校という状況もありうる。協力して乗り越えよう」と呼び掛けた。
東根市と大石田町は6日午後、小中学校は9~22日に臨時休校することをそれぞれ決めている。
最終更新:4/8(水) 14:26
山形新聞





















読み込み中…