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あの時、『オレたち』は若かった 80年代のレーサーレプリカブームを振り返る

4/6(月) 9:00配信

バイクのニュース

レプリカブームの火付け役、スズキ「RG250Γ」

 筆者(渡辺まこと)がバイクに初めて乗った1980年代……今からは考えられないかもしれませんが『レーサーレプリカ』が一大ブームをまき起こしていた時代でした。

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 その中心軸にあったのがホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの4大メーカーだったのですが、今、振り返ってみても当時は良い意味で『狂った時代』だったのかもしれません。

 1983年、その口火を切ったのがスズキのRG250Γ(ガンマ)なのですが、このモデルは国土交通省がそれまで不認可だった「フルフェアリング(カウル)」の装着を認めることで市販化が実現。フレームもオールアルミの角パイプという当時としては、かなり画期的なマシンでした。

 搭載された水冷2サイクルの並列ツインエンジンはクラス最高峰の45ps/8500rpmを発揮し、まさに「レーサーに保安部品をつけて公道用とした」ような仕様となっていたのですが、やはり改めて過去を振り返ってみてもこの“ガンマ“がレプリカブームの火付け役といっても過言ではありません。

 とはいえ、1969年生まれの筆者にとって“ガンマ”のデビューは、まだ中学生の頃。その当時はあまりバイクに興味がなく、翌年に登場したホンダのNS250RやカワサキのKR250、そして未だ鉄フレームのままだったヤマハRZ250などは、あくまでも「先輩たちのバイク」というイメージ。

 また「中坊」だった自分にとって正直に言ってしまうと別に興味を抱くほどカッコいいと思えるものではありませんでした。中学、高校時代の1年、2年というのは世代間でも感覚に大きな隔たりがあります。

 筆者の「2コ上」の年齢の先輩方は、いうなれば『ツッパリ全盛期』で、全国の学校ではドラマの『3年B組金八先生』の第二シリーズと同じような状況。校内暴力が社会問題となっていた時代です。それから、たった2年しか変わらないのに我々世代は比較的、おとなしかったと思います。

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最終更新:4/7(火) 12:24
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