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小三元は性能、使い勝手、価格の総合力! パナソニック「LUMIX S PRO 16-35mm F4」レビュー

4/6(月) 20:00配信

CAPA CAMERA WEB

パナソニックは、LUMIX Sシリーズ用交換レンズ「LUMIX S PRO 16-35mm F4(S-R1635)」を2019年12月25日に発売した。これでパナソニックのSシリーズ用交換レンズは、16-35mm F4→24-105mm F4→70-200mm F4と、16mm~200mmまでF4のズームレンズでつながったことになる。このF4のズームレンズ、いわゆる“小三元レンズ”は、利便性と描写、そして価格をハイレベルでバランスさせることを狙ったレンズだ。

【写真】「LUMIX S PRO 16-35mm F4」の作例一覧

機能面では、フォーカスクラッチ機能を搭載。また防塵・防滴構造になっている。本レンズは長さ99.6mm、重量もレンズ単体で約500gと軽量だ。前玉は出目金ではないのでフィルターの装着は可能である。

LUMIX S PRO 16-35mm F4を実写チェック

以下、実践のなかで感じたことを踏まえて本レンズを解説していこう。

解像

解像のピークはF9もしくはF10あたりであろう。解放F4からエッジの立ちは良く、F5.6も絞れば中心、周辺ともにしっかりと解像してくる。筆者はF4通しのレンズであれば解放から使いやすいレンズであるべきだと考えているので、本レンズの特性は歓迎である。

コントラストとグラデーション再現

ズーム全域でコントラストが高い印象で、ヌケのいいメリハリのある画が撮れる。

写真は強い点光源(夕陽)を右下に入れた状態で撮影したもの。カラーグラデーションが破綻しないか確認したが、夕暮れ空のゆるやかなグラデーションを破綻なく再現している。また、ヌケのいいメリハリのある画になっている。

本レンズを使っていくなかで、特に青の出方がきれいだと感じた。なんともいえないシットリ感のある青の発色が印象的なレンズである。

ディストーション

レンズが持つそもそものコントラストの高さは、水面に映る反射の再現に影響を及ぼす。本レンズは、コントラストが高いため水面が映し鏡のように再現されている。

ここでは同時にディストーションにも触れておきたい。ワイド端16mmでは軽いたる型を感じるものの、素直なたる型で編集ソフトでの補正は容易であろう。個人的には次のファームアップではカメラ側からの補正をもう少し強くしてもいいのではないかと思う。ズーム領域を標準領域へ進めていくと、糸巻型にはならず上の写真のようにすっきりと納まってくる。

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最終更新:4/6(月) 20:00
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