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アジカン・後藤が、新進気鋭ミュージシャンへの作品賞で「賞金をわたす」理由

4/6(月) 11:46配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。3月28日(土)のオンエアでは、ASIAN KUNG-FU GENERATION・後藤正文が後藤が発起人を務めた、新進気鋭ミュージシャンの作品賞「APPLE VINEGAR -Music Award-」について語った。

【画像】吉岡里帆とアジカン・後藤

日本のポップミュージックの歴史を、上手に残していくために

「APPLE VINEGAR -Music Award-」は2018年にスタートし、今年で3回目の開催となる。デビューアルバムに限らず、ミュージシャンがキャリア初期に発表した作品を評価する仕組みで、芥川賞を参考にしたそうだ。今後の作品制作をサポートできるようにと、賞金を贈呈するスタイルだ。

後藤は、ライブハウスやコンサートホールでの活動をメインにしているミュージシャンについて、「アルバムなどを評価する賞が、あまり存在しないと感じていた」と、発足の経緯を明かす。

後藤:新人賞的なものは、いろいろなところであるにはあるんですが、それはわりと“人”にフォーカスが当たっていて、あまり作品を褒めてもらえる場所がないなと思ったんです。「APPLE VINEGAR -Music Award-」発足のきっかけは、夢に見たこと。夢のなかで「APPLE VINEGAR賞」って言っていて、目が覚めたときに鮮明に名前が残っていたんです。今となっては正夢というか、「とんでもないことをしちゃったな」みたいな、自分で賞金を出すとか言っちゃったりね(笑)。これはもうちゃんとした賞を作ってみんなで称えていくような流れを作っていかないと、日本のポップミュージックの歴史って上手に残っていかないんじゃないかなと思って始めたことではありますね。

音楽シーンで広がる「DIY」

今年ノミネートされたのは、以下のミュージシャンの作品。

『Agate』(Black Boboi)
『Andless』(Daichi Yamamoto)
『BODY』(AAAMYYY)
『Brown』(Sweet William)
『Dos City』(Dos Monos)
『Down the Valley』(NOT WONK)
『Q曲』(東郷清丸)
『エアにに』(長谷川白紙)
『けものたちの名前』(ROTH BART BARON)
『毎日来日』(なみちえ)

今回のノミネート作品に、後藤はどんなことを感じたのか。

後藤:たとえば、Black Boboiはツアーでしか買えないとか、ライブ会場限定とか。なみちえさんは、最初は自分でDMを送ってお金を振り込むと届けられるみたいな、DIYで売っていたもので、配信すらありませんでした。そういう感じで、特にレーベルで出さずに、自分たちだけでやっている人が増えてきている感じはしますよね。東郷清丸もわりとDIY。彼のCDも通販で買ったけど、たぶん本人がパッケージに詰めて送ってくる。NOT WONKはレーベルがついてますけど、自分たちでイベントを組んだり。過去にはGEZANもDIYだった。若い人たちは独立心が旺盛なのか、自分たちでやらざるを得ないのかはわからないですけど、自分たちの手でやっている人が増えているというのは、すごくかっこいいですよね。

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最終更新:4/6(月) 11:46
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