レアル・マドリードを率いて数々のタイトルを獲得したあと、スペイン代表にワールドカップとユーロ優勝をもたらしたビセンテ・デル・ボスケ(69歳)は、スペインのフットボールにおけるベンチマーク的存在である。
指揮官としてのキャリアからはすでに退いているが、その言葉は今でも多くの人々に感銘を与える。かつて偉大なリーダーシップでチームを導いてきたデル・ボスケが、ムンドデポルティーボのインタビューで新型コロナウイルスへの対応などについて話してくれた。
「楽しく過ごしているよ。そもそも引退してからは暇になったからね。息子アルバロの就職を除けば、特に責任もなかった。トークショーやイベントに参加するくらいだ。外出禁止が難しいことは分かっている。しかし当局が言うとおり、今はこのパンデミックを終息させることが第一だ。そのためにやらなければいけないことはみんな理解していると思う」
「家には4人いるけど、みんな外出しない。お客も来ないのでリスクはほぼないだろう。ただ高齢者はとても危険だから、その意味ではちょっと怖いね。専門家の意見をよく聞いているよ」
「ロレンソもゴヨもレアル・マドリードから愛されていた。ベニートについては持病があることを知っていたが、とても悲しいよ。ロレンソのことも残念だ。最後に会えなかったことを含めてね」
「現在のスペインの状況については多くの批判もあるが、事前に準備していた国などなかった。個人的には、政府を批判するのは間違っていると思う。世界中の誰もがこんな状況は想像していなかった。私も3月3日と4日にマドリードでイベントに参加したけど、中止すべきという意見はなかったよ。ヘタフェのアンヘル・トーレス会長がヨーロッパリーグの遠征拒否を発表したとき、やっと人々は考え始めたんだ。ただ、その時点でメスタージャではチャンピオンズの試合が行われており、三千人のアトレティコファンがリヴァプールにいた。それを止めようとする人間はいなかった。これがここまでの経緯だよ」
最終更新:4/6(月) 18:16
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