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【医師に聞く】ピルで生理の周期を変えられるってホント?

4/6(月) 12:59配信

Medical DOC

友達との温泉旅行や彼とのデートのとき、生理にあたってしまうと、楽しさも半減だ。「大事な予定のときは、周期を変えられたらどんなに楽か」と、女性なら何度も思ったことがあるはず。ピルを上手に使えば、それを可能にしてくれるかも……。その可能性とピルを服用する場合の注意点など、ピルとの上手な付き合い方について、町田東口クリニック院長の古谷元康先生にアドバイスをいただいた。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
古谷 元康先生(町田東口クリニック 院長)
新潟大学医学部を卒業。新潟大学医歯学総合病院勤務を経て、長岡赤十字病院、JA神奈川県厚生連の相模原協同病院と伊勢原協同病院を歴任。平成3年に町田東口クリニックをオープンし、院長に就任。母体保護法指定医師、日本産科婦人科学会専門医、日本医師会認定産業医、日本臨床内科学会。

周期をずらしたい日から1か月以上前までには婦人科へ

編集部:
ピルで生理周期を変えられるというのは本当でしょうか?

古谷先生:
本当です。ただ、次の生理が間近にせまっているタイミングの場合は、中・高用量のピルが必要になり、副作用の出る場合があります。低用量ピルでより安全に周期を変えるためには、生理をずらしたい日が決まったら、できるだけ早めに婦人科に相談に行きましょう。

編集部:
どれくらい早めに行けばよいのでしょう?

古谷先生:
一番いいのは、周期をずらしたい生理より、一つ前の生理が始まる前です。生理を遅らせたいときも早めたいときも同じです。一つ前の生理の1日目からピルを服用できれば、低用量ピルを使えますが、一つ前の生理が始まってから飲むと、中用量や高用量のピルが必要になります。

編集部:
ピルの「用量」とは何でしょう?

古谷先生:
避妊用ピルは、含まれるホルモンの量によって、低用量、中用量、高用量がありますが、ホルモン量が少ないほうが副作用の可能性が少ないため、できるだけ低用量ピルでコントロールするのがおすすめです。

編集部:
生理の周期をずらすのは、皆さんどんなときが多いのでしょう。

古谷先生:
海外旅行や温泉旅行など、旅行中の生理を避けたいといらっしゃる方が多いですね。あとは、大事な仕事がある日、彼とのデートの日、クリスマスやお正月などのイベントの日を避けたいという方などもいらっしゃいます。ただ、自分の生理の予定日がわからない、という方がおられます。生理の予定日がわからないと、ピルをいつから飲んでもらうのか、判断するのが難しい場合があります。

編集部:
なぜ生理の予定日がわからない人が増えているのでしょう。

古谷先生:
スマホのアプリに頼り過ぎて、自分で記録しない人が増えているのではないでしょうか。スマホが普及する前は、みなさん大体手帳にメモっていて、次はいつが予定日かを予測しながらスケジュールを組んだりしていましたから、次の予定日を把握している方がほとんどでした。生理周期を把握することは、避妊や妊娠のために重要ですから、スマホのアプリを利用したとしても、自分の生理の周期や予定は覚えておいてほしいものです。

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最終更新:4/6(月) 12:59
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