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トウガラシの生産順調 夏場の換金作物、町が企業と普及促進 喜界町

4/6(月) 13:01配信

南海日日新聞

 鹿児島県喜界町が奨励品種として普及拡大を進めてきたトウガラシの生産が順調に推移している。町内産トウガラシの全量を買い上げている(株)全笑(本社・京都市)と今後も連携して産地形成を図っていく。町営農支援センターの担当者は「町にとってゴマと並ぶ貴重な夏場の換金作物。今後も生産を支援していきたい」と話している。

 同町のトウガラシ生産は、農産物の加工・製造を手掛ける全笑がトウガラシの安定確保の適地として同町を選んだことがきっかけ。2016年には町と立地協定を結んで本格的に進出しており、町は営農支援センターを中心に同社との連携を図りながら普及を促進してきた。

 生産量は試験栽培を行った14年度の0・6トンから15年度に32・5トン、16年度には70トンまで増加。17年度は台風被害で27・3トンにまで落ち込んだが、18~19年度はともに約40トンと安定してきている。栽培面積の推移は15年度2・8ヘクタール、16年度5・5ヘクタール、17年度2・9ヘクタール、18年度3・7ヘクタール、19年度5ヘクタール。

 同町でのトウガラシの植え付けは3~4月、収穫は6~11月。温暖な気候を生かし、本土より植え付けから収穫までの期間が長いことが強みだ。全笑は生産者から買い上げたトウガラシを小野津の工場で乾燥処理して島外に出荷している。

 町は今年から苗の生産販売などを全笑に移管する一方、土の提供などは従来通り町で実施して生産を支えていく。

最終更新:4/6(月) 13:01
南海日日新聞

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