【北京・川原田健雄】4日は祖先を供養する中国の祝日「清明節」で、6日まで3連休となる。例年、墓園は多くの人で混み合うが、新型コロナウイルスの感染が続く今年は当局が墓参りの人数を制限するなど様変わり。当局はインターネット上の墓参りなどを促すが、市民の評判はいまひとつだ。
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北京市は大勢が集まって感染リスクが高まらないよう、墓参人数を一つの墓につき1日3人までに制限。墓園に入るには事前予約が必要で、予約外の人が訪れないよう身分証の提示を求めた。その結果、今月1日までの12日間に墓参した人は1日平均3万6千人にとどまり、前年同期から9割減った。
こうした規制は中国全土で各地方政府が実施。感染が最も深刻だった湖北省などは現地を訪れる墓参りを禁止した。江蘇省の南京市や無錫市は、墓園スタッフが代理で墓の掃除やお参りをするサービスを無料で提供している。
各地方政府はインターネットを通じた「雲祭掃(クラウド墓参り)」も推奨。専用サイト上に故人の遺影や動画、思い出話などを登録して“祭壇”を設置すれば、遺族はスマートフォンのアプリを使って献花やメッセージ送信ができる。北京市では7千人超がネット墓参したという。
ただ、中高年層には抵抗感が根強いようで、北京市に住む50代男性は「墓をきれいにしてお参りしないとやはり気持ちが落ち着かない。ネット墓参では先祖に申し訳ない」と話した。
最終更新:4/6(月) 9:30
西日本新聞
























