追跡LIVE!SPORTSウォッチャー
西武一筋・19年目となる栗山巧(36)。
昨年、球団最多安打を更新し、現在通算1825安打。2000本安打達成も視界に入る。
2008年にはシーズン最多安打を達成。ゴールデングラブ賞、3度のベストナインにも輝くなど、プロ19年目の今もなおチームをけん引し続けている。
その男の礎と言えるのが…圧倒的な練習量だ。
「疲れるまでやる、疲れてからもうちょとやる。その中で良いものが出てくるように、ずっと探しながら、納得できたら終わりみたいな」
今年のキャンプでも、全体練習終了後、一人黙々とバットを振り続ける背中があった。3000球ほど打てばボロボロになるバットが、その練習量を物語る。
ハードな練習を可能にし日々パフォーマンスを発揮するため、重きを置くのが“準備”だ。 シーズン中、ウォーミングアップは若手選手達から一人離れ外野へ。自らの身体と対話するように試合へ備える。
「一人でやる時間は結構貴重なので昨日のことから思い出して、今日の体の状態を確かめてというのは最近ずっとあのスタイルですね」
そして5年間キャプテンも務めた“人間・栗山”へもチームメイトが憧れの眼差しを向ける。
チームの柱として活躍する森友哉は「(球団に)入ったときからずっと栗山さんをリスペクトしていて人間性ですかね。栗山さんの人間性に凄い憧れを持っています」と羨望の眼差しを送る。
その人柄を表すのがキャンプでのエピソードだ。
「栗山はそういう気遣いができる選手です」辻発彦監督も感心した出来事。
かつて5年間共にプレーした松坂大輔が今シーズン古巣に復帰した。平成の怪物の活躍を幼少期から観てきたチームメイトにとっては、やすやすと近づけるものではない。するとキャンプイン前日の夜、一人で夕食を取る松坂を見て栗山が後輩達を引き連れ隣に座ったという。
「考えて何かするというのもあんまりないし、その時の反応でやるようにはしてはいます」
これには怪物も「クリがきてくれて嬉しかったですね」と頬が緩んだ。
そしてなによりファンもまた、男の姿に魅了される。
ある男性ファンは「全部カッコいいんですよね。プレースタイルから見た目もそうですしここで打ってほしいなという場面で凄く打ってくれるイメージがあります。」
そのファンの手には「巧」と書かれた色紙が。
「来月子供が生まれるんですけど 妻と相談して“巧”と付けようかと思っていまして、こちらに栗山さんにサインを頂きたくて今日は持ってきています」
色紙にサインを書いた栗山。
「大丈夫かな?と。巧って僕だけのものじゃないからね(笑)」
3月2日、新たな“巧”くんがこの世に生を受けた。
「良い名前だとは思うので、順調に育って欲しいなとは思いますね」
心暖かき男は、生え抜き初の金字塔へ。クールに状況を見つめる。
「軽々しくそこに行きたいってまだ言える感じじゃない。それだけ大き過ぎる夢だってことですよね。早く目標に変わるぐらいの数字になるように目の前の一打席があればとにかく必死になって1本打っていく。シンプルにそれだけですね」
全ての者が望む大記録達成へ、男は一歩ずつ、歩みを進める。
テレビ東京/追跡LIVE!SPORTSウォッチャー
最終更新:4/7(火) 10:43
テレビ東京スポーツ





























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