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3歳で“千手観音にズキュン”...そして5歳で処女作!?300体超の仏像つくる『高校生仏師』とは?

4/6(月) 17:47配信

MBSニュース

長野県長野市に『運慶もびっくり』の300体を超える仏像を生みだした16歳の「仏師」がいるという。仏師とは仏像を専門に作る人なのだが、一体どのような人物なのか取材した。

16歳の仏師・宮沢汰佳君が作る300体超の仏像

仏師に会うため長野市を訪れた取材班。早速、その仏師の自宅を訪れた。熟練の職人かと思いきや、玄関から現れたのは独特の雰囲気をまとう仏師・宮沢汰佳(たいが)君。16歳の高校2年生だ。アジアンテイストの極彩色ファッションを好み、ヘアスタイルは仏像マニアの“みうらじゅんさん”を意識しているという。

300体以上もの仏像を作り出しているという宮沢君だが、仮に生まれてすぐ作り始めたとしても、20日に1体のペースで作り続けなければ、300体もの仏像は作れない。一体どのように作っているのだろうか。ある部屋を案内してくれた。

「こちらにあるのが、私が今までおつくりしてきた仏像の数々です。」(宮沢汰佳君)

千の手と目で一切の衆生を救う「千手観音像」や、頭上に十一の顔を持ち全ての方向を見守る「十一面観音像」。

指先や手に持つ持物など細部にも一切の妥協を許さないという。

「仏像というのは祈りの形でして、色々な人の祈りを受け止める拠り所となる存在ですので、手を抜いてつくるわけにはいかないですね。」(宮沢汰佳君)

仏像といえば、木彫りのイメージだが、汰佳君の手法はそれとは異なる。

「これは自分がいつも使っている、10年以上愛用している『石粉粘土』です。」(宮沢汰佳君)

奈良時代には盛んに行われていたという粘土による仏像づくりだ。作る工程を見せてくれた。汰佳君は、石の粉を原材料とした「石粉粘土」に水を馴染ませながら、かたどっていく。この日作っていたのは如来の頭の部分「仏頭」だ。黙々と作り続ける汰佳君の周りには、見本となる写真などは無い。

「いっぱい今までに色んな仏さんの所にお参りしに行っているので、『何々如来』と言われると、その如来様のお姿が浮かぶくらいに好きってことですかね。」(宮沢汰佳君)

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最終更新:4/6(月) 17:47
MBSニュース

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