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アルコール除菌と手洗い、菌を拡散させないためにはどちらが効果的?

4/6(月) 22:20配信

VOGUE GIRL

私たちの身体のパーツで、他の人、モノ、もしくは自分自身と触れ合っていることがダントツ多いのが手。1日のうちに無意識で自分の顔を手で触っている回数なんて数えきれないほど多いはず。身体の衛生状態を保つことは多くの人にとって常識的なことだけれど、特に今この時期にもっとも注目されているのは、菌を拡散させないために手を清潔にすること。

いつもアルコール除菌液を持ち歩いている人、もしくは石鹸で手をよく洗っている人、どちらにしても何もしていないよりはずっとウイルスとバクテリアの感染を制限できているのは確か。では実際のところ、アルコール除菌液と手洗いではどちらがより効果的なの? この疑問を解決するべく、エキスパートに話を聞いてみよう!

アルコール除菌液の良い点、悪い点

バッグやポケットの中にさっと入れたりキーホルダーに付けたり、その使いやすさから日用アイテムの常連となったアルコール除菌液。

「アルコール除菌液は出かける時に手軽に持ち運びができるので、手を消毒する回数が増えてウイルスの感染予防を助けます」(サウスキャロライナ大学 ニーハ・ナンダ医療ディレクター)

ニューヨークで活躍する消化器内科専門医のニケット・ソンパル医師も、アルコール除菌液の利便性を認め、「水と石鹸がない場合に菌を防ぐ効果はあり、多くの病原菌やウイルス、バクテリアに効きます」とはしているものの、残念ながらすべてのウイルスに効くわけではない、とも加えている。

「ある特定のタイプの下痢を引き起こすノロウイルスには効き目がありません。また、抗生物質の使いすぎによって引き起こされる下痢の原因となる、クロストリジウム・ディフィシルと呼ばれるバクテリアの防止もできません」(内科専門医リンダ・アネガワ医師)

というわけで、アルコール除菌液は使いやすいことは確かだけれど、完璧な予防策ではないということが判明。ペンシルバニア大学病院のアサナシオス・メリシオティス医師は、商品によっては使用後に手に不快感が残る点や、石鹸よりも高価な点を挙げ、外出時などをのぞいては石鹸と水の方が明らかに良いとしている。

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最終更新:4/6(月) 22:20
VOGUE GIRL

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