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愛知の外食店 コロナ対策徹底で乗り切る 検温、消毒、強制換気

4/6(月) 15:40配信

食品新聞

新型コロナウイルスの流行で、観光バス、ホテルは苦境に立たされているが、愛知県の外食店では独自の対策を打ち出し、感染を最小限に抑えながら、危機的状況を乗り越えようと努力している。

西尾市の大野精工(大野龍太郎社長)が運営する売店兼飲食店「キングファームカフェ」では、来店者にアルコール消毒や非接触型体温計での検温を徹底し、水際対策を進めている。同店は、隣接する農園「キングファーム」で採れた新鮮なトマトやいちごを使った料理を提供している。人気メニューはトマトをふんだんに使ったオムライス、チーズバーガーなど。北海道の花畑牧場のラクレットチーズを使用するなど素材にこだわっている。モンドセレクションで金賞を受賞したバウムクーヘン、日本酒や焼酎、シャンパンを混ぜたオリジナルバウムクーヘンも注目されている。

店舗では、来店者全員にアルコール消毒を実施。さらに非接触型の体温計で検温し、37度以上で入店を断るなど、独自で厳しい基準を設けた。取材中に訪れた客も体温が37度だったため、プレゼントを渡したうえで入店を断られていた。

また、テーブルや人の手の触れやすい個所については、次亜塩素酸ナトリウム・アルコール消毒剤で吹き上げている。

観光バスのキャンセルが相次いでいる「いちご狩り」のビニールハウスでも、同様に消毒と検温を徹底。ハウス内では密閉状態を避けるため国内でも珍しい大型ファンによる強制換気システムを稼働。夏場の気温を下げるために使っているものだが現在は、感染対策に活用している。参加者には、使い捨てのビニール手袋を着用してもらう。

従業員も毎朝の体温測定を記録。マスクを着用し、安全性を高めた「いちご狩り」ができるように進めている。

一方、しゃぶしゃぶ店などを展開する木曽路(名古屋市、吉江源之会長兼社長)は、客席、調理場、トイレなどに加え、送迎バスの運行前後でアルコール消毒を徹底。従業員は出勤時に体調・体温確認を行い、手洗い、うがい、アルコール消毒。マスクを着用して接客にあたっている。

イタリアンレストランなど90店舗を運営するマリノ(名古屋市、水野由太佳社長)は、入り口でのアルコール消毒、テーブル間隔を空けて案内。セルフゾーンではビニール手袋を設置するほか、ビュッフェ商品をビニールカバーで管理、専用トングを用意するなどの対応を進めている。

最終更新:4/6(月) 15:40
食品新聞

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