新型コロナウイルスの影響で、外出自粛が続く中、音楽の指導などで収入を得ているフリーランスの音楽家には深刻な影響が出ています。
困窮する音楽家の切実な声と支援の動きです。
関西在住の加藤八千代さん(65)。
ピアノの演奏や合唱の指導で収入を得ているフリーランスの音楽家です。
感染拡大の影響で2月の後半以降、50件以上の仕事がキャンセルとなり、この1か月半で仕事をしたのは1日だけ。約30万円の収入がなくなりました。
【加藤八千代さん(65)】
「いろいろ体験してきましたけど、こんだけ現金収入のないのは初めてです。体が悪ければあきらめるんですけど、元気なのに行けないという。寂しいのと、悲しいのと、悔しいのと、いろんな気持ちが交錯しますね」
政府は、収入が減少した世帯を対象に現金30万円を給付する方針ですが、対象世帯や支給時期などはまだはっきりとは決まっていません。
加藤さんは今月の家賃の支払いすら難しく、今すぐにでもお金が必要ですが、現時点では公的な補償は何もないのが実情です。
【加藤八千代さん(65)】
「(家賃は)先月は払いましたけど、今月は大変だなと思って、どうしようかなと。いまお返事してないです。いつになったら、もとの生活できるかなって思います」
こうした生活に困っている人たちを助ける動きが、草の根で広がっています。
3月から立ち上がったブログ、「ペンプロジェクト」感染拡大で生活に困っている人たちの思いをブログで公開し、支援を呼びかけます。
【ブログを企画・吉村大作さん】
「経済苦で亡くなってしまう人もコロナの第二次被害として出てくるんじゃないか。見えないところで、そのまんま倒れていっちゃう、そんな人を一人でも救いたい」
今回、加藤さんには、オンラインでのピアノ教室をブログで宣伝するなどの支援を行います。
【加藤八千代さん(65)】
「めげんと生きてる人間もいてるぞっていうことも知らせたいし、腐ってばっかりいるんじゃなくて、負けへんぞ」
人知れず苦しむ人たちを救うのは、私たちの助け合いです。
関西テレビ
最終更新:4/6(月) 19:18
関西テレビ























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