秋田テレビ
新型コロナウイルスの感染拡大により、バス業界も対策に頭を悩ませている。
秋田県横手市に本社がある羽後交通は、首都圏と県内を結ぶ夜行バスを7日から2週間ほど運休する。
運休するのは、仙北市・田沢湖と横浜市を結ぶ「レイク&ポート号」、由利本荘市と東京・新宿を結ぶ「エクスプレス鳥海号」の深夜高速バス2路線。いずれも1日1往復運行しているが、新型コロナウイルスの影響で乗客が減少しているため、7日に出発する便から運休することを決めた。
小原康造専務取締役は「乗客や乗務員の安全確保が大前提。2週間程度の運休を予定しているが、状況を見ながら運休の期間を延ばす判断もあり得るだろう」と説明する。
また、羽後交通ではスクールバスや観光バスなど貸切バスのキャンセルが、3月だけで170台以上にのぼり、バス事業全体では前の年の同じ時期に比べて5000万円を超える減収となっている。
バスガイド歴25年の鈴木清香さんも「初めてのこと。どうしたら良いのかわからない」と不安を口にする。観光バスが軒並みキャンセルとなり、現在は営業所の手伝いや後輩の指導、バスの掃除などをしている。
鈴木さんは「すごくつらい。お客様あっての私たち。お客様の笑顔に早く会いたい。早くコロナも収まってほしい」と現状を嘆く。
小原専務は今後の見通しについて「ある程度は資金の持ち合わせがあるので、いくらかはしのげるかと思ってはいる。しかし、新緑のシーズンから夏祭り、大曲の花火とすべて中止になってくると、今度はちょっと大変なことになろうかなという気もする」と危機感を募らせた。
羽後交通では車内のアルコール消毒や換気はもちろん、乗務員が検温・マスク着用などを徹底し感染源にならないよう努めることにしている。
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最終更新:4/7(火) 18:55
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