県内で相次ぐ新型コロナウイルス感染は6日、県民に身近なスーパーを臨時休業に追い込んだ。5日に陽性が確認された3人のうち、米沢市在住の20代男性はスーパー店員で、既に感染が公表された宅配会社勤務の20代男性(上山市)の友人だった。温泉旅館、介護施設、そしてスーパー…。感染の連鎖は歯止めがかかっていない。
県の発表などによると、米沢市の男性はヨークベニマル成島店(米沢市)に勤務し、青果部門で商品の発注や品出しを担当。接客の機会はほとんどなく、県はマスクを着用して業務に当たっていたため、感染リスクは低いとみている。
3月26日午後11時すぎから山形市内の居酒屋で、東京在住と宅配会社の友人2人と会食。翌27日朝、JR山形駅から奥羽本線上りの始発に乗り上山市内の友人宅に向かった。県は6日の記者会見で「居酒屋は広い空間で客が少なく、他の客に感染した可能性はほとんどない」とし、「家ではかなり狭い空間に3人集まり、長時間過ごした。そちらの方が(感染の)可能性として高い」との見方を示した。濃厚接触者は同居していない家族8人と友人1人、職場4人の計13人でPCR検査を行っている。
来店客ら驚きと不安「こんな身近な所まで…」
20代の男性従業員が感染したことを受け、米沢市のヨークベニマル成島店は6日から臨時休業とした。朝から白色の防護服を着た業者の作業員が店内の消毒作業に当たった。
通常の開店時間の午前9時半になると、いつも通り買い物客が訪れたが、扉の張り紙を確認すると、一様に驚いた表情を見せながら、駐車場へ引き返していた。頻繁に店を利用するという市内の60代女性は「突然のことでびっくりしている。本当に身近な所まで(感染が)迫っている。この土日も利用したばかりなので…」と不安そうな顔を見せていた。
ヨークベニマル(福島県郡山市)は同店の営業再開時期について、保健所とやりとりしながら判断するとしている。
最終更新:4/8(水) 14:26
山形新聞



















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