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惜しむ声が相次ぐ…「長崎の証言の会」代表委員 被爆者・内田伯さん死去【長崎】

4/7(火) 18:50配信

KTNテレビ長崎

原爆で消えた町の原爆投下前の街並みの復元にあたった被爆者 内田 伯 さんが急性肺炎のため、亡くなりました。
90歳でした。

内田 伯 さんは旧制瓊浦中学4年生15歳の時に学徒動員先の長崎市大橋町の三菱兵器大橋工場で被爆、松山町の自宅にいた家族5人を失いました。

長崎市職員時代、内田さんは原爆投下を風化させないため、原爆前の松山町にどんな人が住みどんな生活を送っていたか、生き残った人たちを訪ね歩き地図の復元に取り組みました。

母校の城山小学校の被爆校舎の保存運動にもあたり、校舎が平和祈念館となってからは案内役を務めていました。

5年前には平和活動に尽くした人をたたえる「秋月平和賞」を受賞しています。

内田さんは今年に入り体調を崩して長崎市内の病院に入院していましたが、6日午後5時32分、急性肺炎などのため亡くなりました。

90歳でした。

長崎の証言の会 森口 貢 事務局長 「なんでこんな人がなんでこんなところで死ななきゃいけないの。何にも罪もない赤ちゃん、お母さん、それが原爆の悲惨さだということを内田さんは本当にそう感じた。だから彼の原点みたいなものでしょうね。絶対に核兵器廃絶と言ったのは」

城山小学校被爆校舎平和発信協議会 三田村 静子 さん 「内田さんはすごくおとなしくて厳しいところもありましたけどすごく知的な方だった。内田さんは中心地の方に住んでいたので原爆の継承に力を入れていろんなことに活動していた」

新型コロナウイルスの影響で通夜・告別式ともに家族葬となり、後日、長崎の証言の会がお別れの会を開く方針です。

テレビ長崎

最終更新:4/7(火) 18:50
KTNテレビ長崎

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