(台北中央社)外交部(外務省)は7日、マスクを東南アジアや南アジアの国々に提供する方針を明らかにした。7~8カ国に100万枚以上贈る見通し。蔡英文総統が1日、新型コロナウイルスの感染が深刻な欧米や外交関係を持つ国々に1000万枚寄贈すると発表したばかりで、これに続きさらなる「マスク外交」が展開されることになる。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、官民一体でマスクの増産に力を注ぐ台湾。人口2300万人に対し、1日当たりの生産量は1500万枚を突破。従来の8倍に迫っている。蔡総統は1日、国内の需要は十分まかなえるとした上で、他国を支援する姿勢を表明。米国に200万枚、イタリアやスペインなどヨーロッパ11カ国に700万枚、外交関係を結ぶ国々に100万枚が贈られる。
東南アジアや南アジアの国々への提供は、同部の亜東太平洋司の葛葆萱司長が7日の定例会見で明らかにした。蔡政権は、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す「新南向政策」を推進しており、これらの国のうち台湾に支援要請があった国について、寄贈に向けた準備が進められているという。
関係筋によれば、要請があったのはシンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、ミャンマー、インドネシアなど。葛司長によると、アジア太平洋地域以外の国からも申し出があったという。
台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の郭仲熙秘書長は、日本から台湾への支援要請はまだ受けていないとしつつ、人道支援を次に行う際には日本も対象に入れることを検討するとの姿勢を示した。
(陳韻聿/編集:楊千慧)
最終更新:4/7(火) 16:27
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