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洗えて速乾、抗菌マスク

4/7(火) 10:33配信

山形新聞

 繊維製品製造とアパレル販売の佐藤繊維(寒河江市、佐藤正樹社長)は新型コロナウイルス感染症拡大に伴うマスク不足を受け、和紙糸と銅を活用したマスクを開発した。吸水速乾性のある和紙糸を使いストレッチ性を高める編み方で着け心地を良くし、天然成分で保湿性を向上させ、銅成分を加工した生地を入れ抗菌作用を高めた。洗って繰り返し使うことができる。

 同社は、2009年のオバマ米大統領就任式で夫人が着用したカーディガンのモヘア糸を生産したことで知られる。現在は紡績糸のほか自社ブランドニットを手掛ける。

 和紙は綿と比べて吸水速乾性が高いことが特徴で、和紙糸をポリエステル繊維とより合わせドライ性を高めた糸を立体的に編んだ。乾きやすいほか、抗菌効果が高い銅成分をコーティングしたアクリル繊維のシートを内部に入れ、菌増殖を防ぐ。保湿性はシルクとサトウキビ由来の成分を加えて高めている。伸縮性があり、顔にフィットする。1個2970円。

 自社通販サイトで4日に受け付けを始めたところ反響が大きく、初回分約500枚はほぼ完売。店頭販売は本社隣の自社セレクトショップ「GEA(ギア)」で13日から行う。佐藤社長は「素材にこだわり佐藤繊維ならではのマスクを開発できた。多くの人に活用してほしい」と話している。

最終更新:4/8(水) 14:26
山形新聞

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