北海道放送(株)
これまでの「外出自粛」に加え、7日の「緊急事態宣言」よる地域を越えた「往来の自粛」で、厳しい環境にさらされるのが道内のホテル業界です。
7日、結婚披露宴が行われる予定だった札幌市中央区のホテルです。
「本来はお客様を招いて、結婚披露宴をなさる予定だったのですが、ご家族だけで8名で食事をなさっていらっしゃいます。ここのところ宴会の係がひまなものですから、シャンデリアを一つ一つ掃除したりして勤務時間を使っている」(ホテルオークラ札幌・宮崎誠社長)
ホテルオークラ札幌の社長で、日本ホテル協会北海道支部長の宮崎誠(みやざき・まこと)さんです。感染予防で消毒と換気の徹底。レストランもテーブルの間隔を開けていますが、客はまばらです。
「3月の札幌市内の主要ホテルの実績を見ますと、客室の稼働率は20%以下のホテルがほとんどです。宴会部門は90%から97%がキャンセルになって、ほとんど数字が残っていない状況です。全く過去にこれだけの落ち込みというのはない」(ホテルオークラ札幌・宮崎誠社長)
春のいわゆる稼ぎ時に出た「外出自粛要請」。それに追い打ちをかける「緊急事態宣言」の影響は、計り知れません。
「北海道に来る日本人のお客様の約85%が3大都市圏から。首都圏と関西圏が緊急事態宣言の対象になっていますので、更に打撃が大きくなるこということは間違いないですね」(ホテルオークラ札幌・宮崎誠社長)
帝国データバンクの調査では、道内の景気の印象=景況感はほぼ全業界で大幅に悪化し、緊急事態宣言による悪影響は避けられない見通しです。
「緊急事態宣言が長期化すると、ゴールデンウイークや、その先の夏休みの観光需要の影響というのも考えられる」(帝国データバンク札幌支店・篠塚悟情報部長)
「(窮地を乗り切る策は?)ありません。本当にないですね。これは収束する以外に解決の道はない。我々もその間は我慢しようと。もう耐え忍ぶのみですね」(帝国データバンク札幌支店・篠塚悟情報部長)
「外出自粛」に加え首都圏などの地域との「往来の自粛」は、観光業を一層疲弊させることになります。
北海道放送(株)
最終更新:4/7(火) 18:21
HBCニュース





















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