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「コロナ疎開」に危機感 佐久市長のSNS発信に賛否も 市長「医療資源限られること理解して」

4/7(火) 20:33配信

NBS長野放送

長野放送

 いわゆる「コロナ疎開」を戒めていた長野県佐久市の柳田市長を取材しました。

 首都圏から距離の近い軽井沢町に隣接する佐久市の柳田市長。以前からSNSを活用していて、先月から「首都圏の皆さんも自宅で過ごして欲しい」「自粛要請の趣旨を考えて」など、いわゆる「コロナ疎開」を戒める発信で反響を呼んでいます。

ツイッターの書き込み:
「市長の発言に賛同します。地方の人たちは皆さん同じ思いだと思います」
「気持ちはわかるが現時点でこの表明は人権侵害でしょ」

軽井沢に来た人は…。

東京から別荘へ:
「私も東京に住んでいるので、良い気持ちはしないですけど、私が反対の立場だったらそういうふうに思うんじゃないかなと感じました」

神奈川から買い物に:
「(ツイッターは)知らなかったので申し訳ないことをしちゃったなと思う」

千葉から別荘へ:
「佐久市長が言うことじゃないと思う。来るなって言われてもね。佐久には行きませんよ、だから」

 「別荘族と地元住民」といった分断を招くリスクも伴いますが…。

佐久市・柳田清二市長:
「自分が人にうつしてしまうという状況があることをご理解いただきたい。発言することによって、少しでも行動の変容が起こるならば、どんなに批判されてもよい」

 背景には、佐久地域など地方は感染症患者を受け入れる病床が少ない実情への危機感があるといいます。

佐久市・柳田清二市長:
「高齢化率が高いということ、限られた医療資源であることなど、少しの人の移動であっても発症したら地域の医療崩壊を招いてしまうことに、真摯に正確にご理解いただきたい」

 このほか、別荘地・蓼科を抱える茅野市は、「不要不急の外出自粛」などを求めるチラシ2万枚を作りました。別荘の住民向けと市民向けでタイトル以外は同じ内容にするなど、表現に配慮しつつ発信したいということです。

茅野市・今井敦市長:
「別荘の方もそうですけど、大学生もそうだと思います。親御さんはやっぱり帰って来いと言うと思いますし、2週間は別荘や家から出ないでくださいときちっとお伝えしていかなければいけない」

長野放送

最終更新:4/8(水) 18:00
NBS長野放送

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