ここから本文です

「世界初」車載向けメタル積層チップパワーインダクター

4/7(火) 11:00配信

EDN Japan

 太陽誘電は2020年3月、車載向けメタル積層チップパワーインダクター「MCOIL MC」シリーズを発表した。全7製品のうち1608サイズで公称インダクタンス0.47μHの「MCKK1608TR47MVC」は既に量産を開始しており、サンプル価格は1個50円。小型かつ薄型で、多機能化と高機能化が進む車載向け電子モジュールの高密度化に貢献する。同社によると、車載向けの1608サイズメタル系パワーインダクターの商品化は「世界初」。

 MCOIL MCシリーズは、1608サイズ(1.6×0.8×1.0mm)と2012サイズ(2.0×1.25×1.0mm)の2種類のサイズがあり計7製品をラインアップしている。1608サイズの公称インダクタンスは0.24~0.47μH、直流抵抗は35m~65mΩ、定格電流は2.6~3.2A。2012サイズの公称インダクタンスは0.24μ~1.00μH、直流抵抗は20m~85mΩ、定格電流は2.7~4.8A。いずれもインダクタンス許容誤差は±20%で、測定周波数は1MHzだ。

 材料技術と積層技術の開発により、部品の小型化と薄型化を達成するとともに、車載用受動部品の認定用信頼性試験規格「AEC-Q200」に対応している。自動車のインフォテインメント機器やADAS(先進運転支援システム)、テレマティクスなどのECU(電子制御ユニット)で使用する電源回路向けチョークコイルに適する。

 MCKK1608TR47MVC以外の6製品は、2020年内に量産を開始する予定としている。

EDN Japan

最終更新:4/7(火) 11:00
EDN Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事