ここから本文です

巨人はコロナ開幕延期で故障者復帰…逆に仕事を奪われる選手は誰?

4/7(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人のC・C・メルセデス(26)が6日、30球の投球練習を行った。「いつでも試合で投げられる状態」とは本人だ。2月のキャンプ中に左肘痛を発症。3月17日に実戦復帰を果たしていた。本来の開幕日は同20日。間に合わないはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が再々延期となったことで、万全の状態になってきた。

 前日には左肘痛で先月上旬に離脱していた高橋優貴(23)がブルペンでの投球を再開。2月末に右肩周辺の肉離れでリハビリ調整していた畠世周(25)も80球の投球練習ができるまでに回復した。原監督にとっては朗報である。 

■つかみかけた先発ローテが…

 当初の開幕ローテーションは、菅野、サンチェス、田口、戸郷、鍬原の5人が当確だった。それが、実績のあるメルセデス、高橋、畠の実力者が復帰すれば、菅野、サンチェス以外の顔ぶれが、総取り換えになっても不思議ではない。

「メルセデスは昨年8勝の左腕エース。投げられれば菅野、サンチェスと並ぶ先発3本柱です。高橋はキャンプから実戦5試合で12イニングを投げて2失点。オープン戦3試合で防御率2・00の安定感を誇った。畠は『ケガさえなければモノが違う』と言う首脳陣もいるほど能力は高い。その分、当落線上だった桜井、鍬原、田口あたりは、先発枠から脱落する可能性が出てきた。3人はいずれもリリーフ経験があるので、原監督にとって使い勝手がいい投手という共通点があります」(チーム関係者)

 二塁の吉川尚輝(25)もそうだ。先月23日に腰に張りを訴えてペースダウン。本来の開幕日だったら、開幕早々の離脱の可能性もあった。昨年は4月に腰痛を発症し、長期離脱している。2カ月近い時間が与えられたのは幸運だろう。

「二塁は吉川尚のコンディション次第。試合に出られる状態なら決まりでしょう。通常開幕だったら抜擢の可能性があった北村、湯浅、山本、田中俊、若林といった若手から中堅は、吉川尚が体に異変を訴えた時のためのスタンバイ選手に逆戻りとなりそう」(同)

 度重なる開幕延期により、故障していた本来のメンバーが、揃って本来の場所に戻れそうなのだから、コロナ禍は原巨人に追い風となりそうだ。

 一方でオフに上手投げからサイドスローに転向し、試行錯誤しながら現在はスリークオーター気味のフォームで安定感を見せていた鍬原は、アピールを重ね、まさに開幕ローテの座をつかみかけていた。コロナのせいで再び圏外にはじき出されるようなら、不運としか言いようがない。

最終更新:4/7(火) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事