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田中将大が今オフFAの超目玉に コロナ直撃も最高契約の可能性

4/7(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 レギュラーシーズン開幕に一歩前進か。MLB(大リーグ機構)はキャンプ施設のアリゾナ州かフロリダ州での無観客試合で開幕戦実施を検討しているという。米メディア「ジ・アスレチック」(電子版)が4日(日本時間5日)に伝えた。

■7月にも無観客開幕戦

 当初は、5月中旬の開幕を目指していたが、再び延期。7月上旬にも、多くの球団のキャンプ地が近接するアリゾナでの開催を視野に入れているという。

 レギュラーシーズンやポストシーズンの試合形式は依然として未定だが、今季のワールドシリーズ終了後にFA権を取得する選手のサービスタイム(MLB在籍期間)に関しては1年間プレーしたものと換算される。今オフは通常通り、各球団のGMとFA選手の代理人による交渉が行われる見込みだ。

 今季終了後には、レッドソックス時代の2018年の首位打者、MVPのムーキー・ベッツ外野手(27=現ドジャース)、日本人選手ではヤンキース・田中将大(31=昨季11勝9敗、防御率4・45)、マリナーズ・平野佳寿(36=同5勝5敗、防御率4・75)ら177人がFAになる。中でも注目は田中だ。

 田中と同じ先発でFA権を得るのは42人。例年に比べて頭数だけは豊富でも、各球団による争奪戦に発展しそうな投手は限られる。

 田中以外に人気を集めそうなのは、レッズの右腕バウアー(昨季11勝13敗、防御率4・48)、メッツの右腕ポーセロ(同14勝12敗、防御率5・52)、ヤンキースの左腕パクストン(同15勝6敗、防御率3・82)の3人。これらの投手でも、今オフの相場は「3年5000万ドル(約54億5700万円)」規模の契約とみられている。

 田中は来年で33回目の誕生日を迎え、メジャー1年目の14年に痛めた右肘に不安を抱えているとはいえ、今オフ、市場に出る大物投手はほとんどいない。今季の成績次第では、一躍、FAの目玉になる可能性はある。

「昨季の田中は平凡な防御率(4・45)に終わったが、ア・リーグ先発投手の平均(4・76)を上回っている。サインを盗まれたとされるレッドソックス戦の2試合を除けば3点台半ばに収まっていたはずです。今季、田中が防御率3・70~3・80をマークし、リーグ10傑以内に入れば評価は高まる。ポストシーズンに強いため(8試合で5勝3敗、防御率1・76)、3年6000万ドル(約65億5000万円)規模の条件を提示する球団はあるのではないか」(スポーツライター・友成那智氏)

 コロナ禍による試合数減少で、メジャー球団が大打撃を受けるのは必至だ。巨額契約は無理でも、今オフの投手の最高契約は手にするかもしれない。

最終更新:4/7(火) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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