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これからの学びのカギ「探究」とは?

4/7(火) 10:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

高校では、2022年度から新しい学習指導要領がスタートし、『総合的な学習の時間』が、『総合的な探究の時間』という科目に変わります。すでに先行実施している高校も多い、この『総合的な探究の時間』。どんなことを学ぶ科目なのでしょうか? 高校向け学習用教材『探究ナビ』を開発している、ベネッセコーポレーションの川崎要蔵に聞きました。

自分で興味のある課題を見つけ、とことん「探究」する

『総合的な探究の時間』とはどんな科目なのか、ピンとこない方が少なくないかもしれません。じつは、各教科・科目の知識を総合的に活用しながら、課題についてリサーチし、まとめたり発表したりしていくところは、これまでの『総合的な学習の時間』とほぼ変わりません。では、“学習”が“探究”になることで何が変わるのかというと、「(1)課題の発見→(2)情報収集→(3)整理・分析→(4)まとめ・表現」というプロセスが明確に示されたこと。特に、生徒が自分の興味・関心に合わせて課題を見つけていくことが、キーとなるということです。

ここで、高校生が実際に取り組んだテーマをいくつかご紹介すると…。

●納豆の可能性~納豆に浄水機能はどこまであるのか?
●なんでこんなに毎日コンビニに寄ってしまうのか?
●お肉はなぜおいしいと感じるのか?
●どのような折り方と素材の紙飛行機がよく飛ぶのか
●笑う頻度、年齢、幸せ度に関係性はあるのか?
●睡魔に打ち勝つ方法

いかがですか? どれも個性的で、楽しそうではありませんか? そうなんです。「やりたい」と思う課題に取り組むことで、活動が“自分ごと”になり、主体的な活動になっていきます。アンケートをとって統計学的に分析したり、地元の歴史を調べたり、グラフや文章で表現したり…。活動しながらどんどん知識を深め、考えていく力を身に着けていくのももちろん、そこから「この学問を学んでみたい」といった発見にもつながっていきます。事実、「本当に興味のあることがわかった」という高校生の声をよく耳にするのですが、そういった発見が、大学での学びや将来の仕事などに結びついていくことにもなります。

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最終更新:4/7(火) 10:20
ベネッセ 教育情報サイト

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