人にはさまざまな「弱み」があります。
容姿、頭脳や、どうしても直せない悪癖…。生まれついての“人より苦手なこと”に落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな弱みがありながら、独自の活躍をしている人たちもいます。
新R25の特集「弱みは強み」では、そんな人々に、「弱みとの付き合い方」「弱みをどうやって強みに変えたのか」を聞いていきます!
NHKの番組『バリバラ~障害者情報バラエティー~』で放映されたライブ映像が注目を集め、2019年には『ブラック校則』で映画出演デビューもされています。
達磨さんが抱えている「弱み」は、話そうとするとどもって最初の音を連発してしまったり、声が出ず無音状態になってしまったりする「吃音症(きつおんしょう)」。
正直、ラッパーには致命的すぎる「弱み」なのでは…?
「以前は声を出すのをなるべく避けていた」と言う達磨さんが、なぜラップで戦うことを選んだのか。お話を聞きに行きました。
〈聞き手=ほしゆき〉
ほし:
達磨さんは、小さいころから吃音の症状があったのでしょうか?
達磨さん:
小学生のときには、もう症状がありました。
当時は軽度だったので、友だちの前では誤魔化してやり過ごしていたんですが、中学から高校の間でかなり悪化してしまって…授業中に指名されるのが、本当にイヤでした。
ほし:
吃音症の原因などはわかっているんでしょうか?
達磨さん:
発症の原因はわかっていないんですが、吃音症はメンタルと深く関わっているので、「うまく発音しなきゃ」「どもったら恥ずかしい」と思えば思うほど、緊張して言葉が出なくなってしまうんですよ。
ほし:
そうなんですね…!
症状が出てほしくないときほど、吃音になってしまうというのはツラいですね。
達磨さん:
日本人の約100人に1人が吃音の発音障害を持っているらしいんですが、「ただ緊張しているだけ」と思われて、学校の先生にも笑われたりしました。
ほし:
たしかに、「吃音症」自体を聞いたことがない人も多いと思います。
達磨さん:
知らない人は、まだまだ多いと感じます。
お店で料理をオーダーをするのも、けっこうプレッシャーなんです。僕はカ行と濁点が苦手なので、「からあげ棒」の発音がうまくできなくて…いつも注文をあきらめていました。
店員さんに笑われたくないから、「食べたいもの」より「頼みやすいもの」を選ぶようになってしまうんです。
最終更新:4/7(火) 12:02
新R25
































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