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【新型コロナ】緊急事態宣言へ 「生活に支障」「保育は?」 千葉県民に困惑広がる 「リスク減り安心」の声も

4/7(火) 11:36配信

千葉日報オンライン

 新型コロナウイルスの感染拡大で、7日にも発令される見通しの緊急事態宣言。本県も対象地域に含まれることになり、休業を検討する集客施設も出ている。子育て支援の現場からは閉鎖になったら「親が面倒を見切れるのか」と不安視する声が上がり、電車通勤する県民らにも困惑が広がった。

 千葉市中央区にある映画館は3月6日から、営業時間を短縮する措置を取っているが、今後の状況次第では休業も視野に入れているという。担当者は「今後ウイルスが終息しても、すぐに経営が回復するとは限らない。ここまで影響が出るとは思わなかった」と声を落とした。

 普段は高齢者の団体利用が多い同区のボウリング場でも、感染拡大で大幅に客が減少している。担当者は「ボウリング場が(緊急事態宣言の)対象施設に入れば、対応を早急に協議する」と話した。

 パートや自営業の人が優先的に利用できる市川市の保育園「にじいろおうちえん」。緊急事態宣言が出て閉鎖要請を受けた場合、原則自宅での保育を求める方針だという。

 ただ、運営する不破牧子さん(37)は「母親がうつ病などで育児が難しい状態では家庭保育は虐待リスクが高まる」と指摘し、職員が出勤できる日だけ子どもを預かることも検討している。発達障害のある子どもが対象のデイサービスも運営しており「発達障害のある子にとって生活リズムが崩れるのは大変。父母も専門性が高くないこともあるので面倒を見切れるだろうか…」と心配する。

 今春から社会人になった八千代市の女性(22)は、千葉市中央区まで電車で通勤しており「社会人になってすぐにこんなことになるとは思ってなかった。(緊急事態宣言で)感染する危険が減ると思うと安心」と話した。大網白里市の女性会社員(22)も「いつ終息するか分からないけど、少し不安は消えた。在宅勤務をする人も増えてきた中、通勤するのはリスクがあって怖い」と説明した。

 「発表の対応が遅いのでは」。茨城県つくば市から、千葉まで電車通勤している男性会社員(48)は不満を口にし「電車の本数を減らすという報道があったが、逆に密度が増して感染の危険が増すのでは」と困惑した表情を見せた。

 千葉市稲毛区の男性会社員(29)は「マスクなどの物資が不足している中、今後さらに買い占めなども加速しそう。経済も見通しが立たないしこれからどうなるのか」と眉をひそめ、同市美浜区の女性会社員(50)も「これ以上ウイルスがまん延してほしくないけど、さらに生活に支障が出ると思うとストレスがたまる」と表情を曇らせた。

最終更新:4/7(火) 19:43
千葉日報オンライン

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