アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。4月7日(火)の放送は、愛韻家・ライマーのLITTLEさんが登場。最新シングルに込めた想いについて話してくれました。
坂本:りっくん(LITTLEさん)は3月1日(日)に、デジタル配信シングルの新曲「八王子少年~春よ、来い~feat. RYOJI」をリリースしました。八王子のご出身なんですよね?
LITTLE:そうですね。
坂本:(LITTLEさんの出身地は)ユーミン(松任谷由実)の実家が近いんですよね。もともと「春よ、来い」をカバーしようと思っていたんですか?
LITTLE:カバーというか、「春よ、来い」のオケでラップしたらかっこいいかなって。“あの音でビートに乗ってたら、かっこいいかな?”って。“この音でラップしたい”って思ったんです。
(中略)
坂本:この曲は昔から好きだったんですか?
LITTLE:やっぱり八王子の街では(ユーミンの曲が)流れがち、というか。冬は冬で「恋人がサンタクロース」が流れているし、お昼は防災のアナウンスでユーミンさんの曲が流れるし。
坂本:そうなんだ!? ユーミン一色なんだ。
LITTLE:特に近所には商店街があるし。防災アナウンスは全域かもしれないけれど。
坂本:その曲に乗せてりっくんが書いたラップというのが、初めてお父さんへの想いをしたためたという……。
LITTLE:そうなんですよ。うちの父親がめちゃめちゃ地元が好きで、全然(八王子から)外に出たことのない人で。だから八王子に帰ってきてこの曲を作ろうとしたときに、親孝行の意識もちょっとあって。今まで好き勝手にやってきたから、ここから親孝行のほうに舵を切ってもいいかなって。
(父親は)口には出さないけど実は応援してくれているんだってことは知っていて。「スマホの使い方がわからない」って言うから父親のスマホを見てみると、俺のサイトをブックマークしていたり。
“親孝行になるかな”って意識も多少あって、この曲の制作に入ったんだけど、そのときに父親が亡くなっちゃって。歌詞のなかで触れないのも……と思ったので、少し父親とのエピソードも混ぜられたらいいなと思ったんだけど、やっぱりたくさんは混ざらないというか。“言葉少なく言うのは、なんて言うのがいいんだろう?”って悩んじゃって。
いっぱい書き直して、やり直して……ってなって、こんなんだったらまるまる父親に向けた歌になってもいいかって思って。今までいろんなくだらない歌詞とか書いてきたけど、1曲くらいこんな曲があってもバチ当たらないかなって。
歌詞にすると嘘くさく感じられる部分もあると自分でも思うけど、父親が聴いて「そんなこと思ってねぇだろ?」って言われそうな表現は使わないようにしたし、父親本人が聴いても違和感なく伝わるようにしたところは悩んだね。いい言い回しが思い浮かんでも、“いい言い回しにする必要があるのか?”って。
坂本:お父さんに本当に伝えたいことを伝えるには、そう書くかどうかっていうね。
LITTLE:そうそう。でも“歌詞でもあるんだけどな”っていうところに葛藤がありました。
LITTLEさんのニューシングル「八王子少年~春よ、来い~feat. RYOJI」は、現在配信中です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」4月7日(火)放送より)
最終更新:4/7(火) 21:20
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